第10話

ありがとう
288
2017/11/14 11:40
-クリスマス前日-
今日は修了式、
明日は、クリスマス
ハル
あ!サキー!
ああああ、冬休み中サキと会えないのが辛すぎて
サキ
私もだよー
そして、きょうは、早く帰れる。
今日は、ソラと帰って
明日はソラとデート。
ソラ
ソラ
サーキ!
かーえろ!
サキ
うん。
ソラ
ソラ
明日楽しみだねえ。
ああ!今日は眠れない。
明日何着ようかなー
明日何たb、、
サキ
ソラ。
ソラ
ソラ
何食べて、何飲んで、
いっぱい写真撮って。
いっぱい話しt、。
サキ
ソラ!
サキ
あのね、私、
ソラ
ソラ
いやだ。聞きたくない。
サキ
きいて!ソラ!
ソラ
ソラ
、、、何?
サキ
私、ソラにいっぱい助けられた。
ソラが大好きだった。
ソラ
ソラ
、、だった?
サキ
ごめんなさい。
ソラを、ソラを利用した。
本当にごめんなさい。
ソラ
ソラ
いいよ、利用してよ、俺のこと。
ミナトには、モブ子ちゃんがいるし、、
サキ
もう、、もうむり!本当にごめんなさい
ソラ
ソラ
、、、ミナトかー
そっか、そっか、
俺いい男なのに←
サキ
そうだね。
ソラ
ソラ
イブに振られるとか、
俺、可哀想♡
ソラはそのあと、ずっと笑わせてくれた。
サキ
ありがと、
送ってくれて、
ほんとうにありがとう
ソラ
ソラ
、、ねえ?サキ。
一番仲のいい友達くらいにはなってくれる?
サキ
ふふふっ
もちろんです!
お願いします
ソラ、ソラは本当に、私を大事にしてくれた。
いつも私を守ってくれた。
いつも私のことを大事にしてくれた。
いつも誰からも必要とされてこなかった私にとって、
ソラは、、、すごく、、いい人。
-ありがとう、ソラ-
-クリスマス-
起きたのは午前9時、
なんとなく部屋着を着て、なんとなく部屋の掃除をして、
なんとなく、考え事をしていた。
浮かんでくるのははただ一人
ミナト。
会いたい。話したい。
無性にそう思った。
"ずっと好きだった"
と、伝えたい。
いまは、午後5時
気づいたら準備をしていた。
お気に入りの赤のワンピース。
ちょっとメイクをして。
髪はハーフアップ。
バッグは、黒で。
靴もバックに合わせて、黒。
学校の駅から二駅。
そして、ちょっといったところに
イルミネーション。
今は午後8時。
人をかき分けて、、
あいつを探す。
モブ モブ子
綺麗だねえ
いたっ。
サキ
ミナト!
ミナト
ミナト
!?サ、サキ!?
サキ
ちょっと来て。
強引に連れ出す。
ミナト
ミナト
何してんだよお前。
ソラは?
サキ
ミナト。
私、ミナトの事、ずっと好きでした。
大好き。ずっとずっとずっと。
好きです

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