第52話

月曜日の顔
1,490
2018/02/10 01:41
あなた

///

ポッキー
じ、じゃあ、みやゆうさんとこ戻ろうかっ///
相変わらずポッキーくんは赤面したまんまで。
少し可愛くて、笑わずにはいられなかった。
あなた

ぷっ 笑

ポッキー
なっ、なんで笑うの?!
あなた

いやっ。なんでもない 笑笑

必死に抵抗するポッキーくんを見て余計愛らしくなる。
もちろん、本人には言わないけど。
“ガチャ”
と、ドアを開けた。
すると、すぐ近くにあった椅子に腰掛けてたみやゆうくん。
ポッキー
みやゆう
あぁ!
ポキさんと、あなたちゃん!
こちらの存在に気づいたみやゆうくんは、ハッとしてた。
みやゆう
探したんだよぉおおお!!!
ポキさん、いきなりあなたちゃん連れてどっか行くからさぁ。
そして椅子から立ち上がり、ポッキーくんの前でぴょんぴょん跳ねる。
ポッキー
んちょ、みやゆうさんやめて。
そう言われたみやゆうくんは、跳ねるのをやめてしゅんとした。
すると、
“ポンポン”
と誰かに肩を叩かれた。
後ろを振り向くと…
はじめ
よっ!
っと、手を肩の位置に上げて挨拶をした、はじめが。
あなた

はじめ!?

ポッキー
はじめさん!?
みやゆう
はじめさんじゃん!?
みんなの声が重なった。
はじめ
あなた!
ポッキーくんとみやゆうくんは知り合い?
ニコッ微笑みながら、そう聞いてくるはじめ。
あなた

うん!
ポッキーくんとみやゆうくんは、イベントの時に会ったの〜♪

はじめ
そうだったのかぁ。
はじめは、なるほどというように頷く。
みやゆう
そ、そうだった!
お2人は、一緒に住んでるんですよね。
ポッキー
そっか。
あの時あなたが言ってたもんね。
2人も、なんか理解してる。
あなた

もう、会議終わった?

はじめ
おうっ!
はじめ
じゃあ、帰るか!
あなた

う、うん。

みやゆう
じゃ〜ね〜!
ポッキー
バイバイ!
あなた

バイバイ〜!

はじめの後ろをとぼとぼ付いて行くと。
はじめ
はやく、行くよっ!
少し強引にはじめが、私の手を引っ張る。
あなた

ふぇっ!?

はじめ
明日アバハウス行くんでしょ?
立ち止まってはじめが、そう聞いた。
あなた

う、うん。

はじめ
どうせなら可愛い格好してこうよ!
あなた

えっ!?

はじめ
洋服買いに、let's go!
グイッと私の腕を引くはじめ。
あなた

まっ待ってよ〜

私は仕方なく、はじめに付いて行くのであった。
@ポッキーsideーーーーーーーーーーーーー
みやゆう
あなたちゃん、行っちゃったね。
少し寂しそうに言うみやゆうさん。
ポッキー
うん。
みやゆう
ところでポキさん、あなたちゃんと何してたの?
ポッキー
えっと。その。
言えるわけがない。
あなたちゃんに告白して、抱きしめたこと。
みやゆう
いいよ、言わなくて。
ポッキー
???
みやゆう
ぜーんぶ知ってるから。
ニコッみやゆうさんが笑う。
ポッキー
はぁっ!?
みやゆう
俺、耳いいんだよね 笑笑
ポッキー
マジかよ〜
みやゆう
ポキさんたちが、この部屋に入ったの見えたけどなんとなく入るのはやめたんだぁ〜
みやゆうさん…
ポッキー
そ、そっか。
みやゆう
あれだね。
みやゆう
あれじゃ、はじめさんに取られちゃうかもね。
!?!?
ポッキー
ぼ、僕諦めないし。
みやゆう
よしっ。その調子!
みやゆうさんが、僕の頭を優しく撫でた。
ポッキー
や、やめてよ。
みやゆう
ポキさんの意地悪〜
ムスッとした顔をするみやゆうさんを見て笑った。

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