そらるside
ま「あ、そらるさん、おはようございます。大丈夫ですか?」
そ「あぁまふまふか、大丈夫だよ。心配かけてごめんな。」
そう言うとまふまふは険しい表情になって言った。
ま「何で黙ってたんですか?僕が離れると思ったんですか?」
そ「っ...ごめん、まふまふが離れて行っちゃうかもって.....」
いつの間にか俺の目から涙が溢れていた。
ま「そんなことで離れませんよ。それより、黙っていた方がショックでした。
もう少し頼って欲しいです。」
あぁ、自分が頼らなすぎて、まふまふに心配をかけた。
そ「ごめん....」
ま「分かってくれたらいいんですよ。愛していますそらるさん」
そう言ってまふまふは俺に深い深いキスをした。
END
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!