ヒョンギュさんとあなたお嬢様が
対面で向き合うよう形で座り
ユラさんが作った紅茶を2人の前に置く
僕の後ろで怖がるテテ
テテの声を微かに聞いたのか
ヒョンギュさんは僕達の方に顔を向ける
ソファに深く座っていたヒョンギュさんは
立ち上がり僕の前に立つ
見た事がある?僕は初めて見るけど…
ユラさんやあなたお嬢様が止めに入るが
ヒョンギュさんの召使いが邪魔をした
テテは怯えて後ろに下がり
壁に背中がつきぽつんと涙を流す
ヒョンギュさんは顔色を変えて
再度ソファに座り込む
僕たちは談話室を後にした
ユラさんはキッチンに行き
僕とテテが残った
こんなに荷物を…
召使いの方も大変だな
手伝った方が召使いさんも楽になれるかな…
NEXT 💐
明日から学校なので
次からは土日にあげることになります📖
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!