第6話

6話(^ω^)
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2022/05/19 15:00
モブ
初め!
銀時(幼少期)
て、手加減無しだからな!
あなた
分かってる
銀時(幼少期)
…(本当に大丈夫かよ…)
あなた








長引いてる…銀時ってこんなに同じくらいなの?
あなた
ねえ
銀時(幼少期)
んだ
あなた
それ本気?
銀時(幼少期)
…え?
あなた
だから、本気って聞いてるの
銀時(幼少期)
あなた
本気でやっていいから。
銀時(幼少期)
わぁーった。
その瞬間、お菓子な程に吹き飛ばされた感覚がした。
モブ
1本!
あなた
つっー!お菓子いよ!お菓子くらいおかしい!
銀時(幼少期)
(頭)大丈夫か?あなた。
あなた
手加減の加え方が下手なんだ
銀時(幼少期)
あ?
あなた
弱すぎなんだよ
銀時(幼少期)
…ったく
桂(幼少期)
あなたも銀時には叶わなかったんだな
高杉(幼少期)
良かったなぁ銀時。こんなの相手に負けなくて
銀時(幼少期)
あなたに負けたヤツに言われたきゃねぇよ
あなた
…強い…
銀時(幼少期)
…お前も強くなれるさ
あなた
…うん
松陽先生
あなた、銀時は強かったですよね
あなた
強かった。
松陽先生
でも貴方は十分強いです。
これくらいなら誰かを守ることだってできますよ
あなた
…だといいな
私はその後数年間、松陽先生と共に楽しく暮らした。







学問から稽古まで全てを頑張った。













読み書きが苦手だったが、松陽先生のおかげで書けるようになった。


















だけどこんなに楽しい日々は







すぐに過ぎて行く
あなた
先、生…
あなた
置いていかないで、ねぇ、先生
こんな事になるとは思わなかった。


























銀時(幼少期)
あなた!松下村塾が…!
あなた
え、?
銀時(幼少期)
あのえっと、…とりあえず来い!
私はこの時、銀時と桂、高杉と共に外へ出かけていた。
あなた
…え、?
そこは…真っ赤な炎が燃え上がった松下村塾だった。
奈落の人
おい、お前ら何しに来た
高杉(幼少期)
松陽先生は何処だ
奈落の人
桂(幼少期)
話せ!
ドンッ



その音とともに私達は意識を失った

















起きた先にはもう燃え尽きた松下村塾。
そして








銀時達の声
銀時(幼少期)
あなた
何も話せない。何も話したくない。
桂(幼少期)
高杉(幼少期)
銀時(幼少期)
先生、を。
銀時(幼少期)
取り、戻す、
あなた
うん。
桂(幼少期)
そうしよう。
高杉(幼少期)
先生は俺たちに何でもしてくれた。
なら今
銀時(幼少期)
その恩を
桂(幼少期)
返すしか
あなた
無い。
銀時(幼少期)
行くぞ。
何でもしてくれる心優しき先生が、






奈落に連れ去られた。









けど、













先生がいなくても







私たち、やって行けるよ。
頑張る。







先生、見ててね。

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