第3話

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2024/05/01 21:12
リビングのドアを キィ…と開ける。

私が入ってきた瞬間静まり返った。

そしたら急にランダルが立ち上がり、ものすごい

スピードでこちらへ向かってきた
ランダル
ごっ、ごめん…!
私、女の子のこと良く分かってなくて…
手をギュッと強く握ったまま震えているランダルが

とてつもなく可愛く見えてつい許してしまう


私は握られている手をゆっくり手解きほどき

ランダルの頭に手をおいた
あなた
ごめんなさいね、
私も強く言いすぎてしまったわね。
頭をゆっくり撫でてあげると

ランダルは顔を真っ赤にして抱き付いてきた
ランダル
私…女の子の扱いはもっと優しくするよ…
あなた
…頬の傷は大丈夫?
ランダル
ちょっぴり痛むけど、心地いい痛みだよ…
へへ、
あなた
そう、
頬の傷を見つめ撫でる。

これは私が付けてしまった傷…

放置してても跡は残るでしょうね。

仕方がないけど、能力を使いましょう。
説明しよう!!
そう言うこと。ご理解出来まして?
舐めれば怪我も治る!!そういうこと!
         説明終わり!!
舐めるのは申し訳ないけど、治すためだし…

傷付けたのは私だしね。
あなた
ランダル。
ランダル
んー?
あなた
頬を貸して頂戴?
ランダル
いいけど、、?
不思議そうにしながらも頬をこちらに向けるランダル。



あなた
ちょっとごめんなさいね。
ペロ…
ランダル
わっ?!
ペロペロペロ…
そうして舐めていく内に怪我が薄れていく。

あと少しね…
ザリッ
ランダル
~?!(ゾクゾクゾクッ
あなた
あら、ごめんなさい。
傷が綺麗に消える
あなた
よしっ、治ったわよ
ランダル
う、うぅ…いきなりは心臓に悪いよあなた…
そう言って私を睨んでくる。

真っ赤な顔で睨まれたってちっとも怖くないわ。
あなた
そのわりには、
嬉しそうに見えるけれどね?
ランダル
!!♡
私はスク、と立ち上がり部屋を出ようとした。

だが何者かによって腕を掴まれた。
ルーサー
外にいっただろう?
ルーサー
汚れていたら大変だ。
お風呂に入りなさい
あなた
は、
お、おおおおおおお、お風呂ですって…?!
あなた
だっ、大丈夫よ!
猫なんだから毛繕いでもしてれば綺麗に…!
なんであんな地獄みたいな所へ入らないといけないわけ?!
ニェン
あ?お前誰に向かって口聞いてんだよ?
ルーサー
まあまあ、落ち着きなさいニェン。
ニェン
…はい。、
お風呂なんていいことないじゃない。
ルーサー
hmm....
ルーサー
ニョンに頼むよ。
ニョン
えっ、あ…はい、!
そう言ってニョンは私に近づいてくる
あなた
に、ニョン!
ニョン
ビクッ
あなた
やめて。
真剣な顔でそう言うと焦るニョン。

このタイミングを利用して抜け出せば…!
ルーサー
…ニョンとニェンでやって貰おうか。
あなた
えっ…
ニェン
…チィッッッ
ニェン
分かりました。
ニョン
💦
死ぬかもしれないわ…

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