あの後、少しして先生に呼ばれて...
あー...鑑定スキルって偉大だな...
...... しばしの沈黙
他の3人を見ると...首を横に振っている
先生から食材を渡され、そのままホテルのキッチンへ
一通り、調味料とかは揃ってるか
用意した食材を確認
魚、あとは山菜...
どうしようかな...
魚は、とりあえず唐揚げと..
山菜と組み合わせて、味噌汁にするか
あとは、白米とかはあるから、さくっと炊いて
そこからは、同時進行で料理をしていき...
数十分後...完成
最後の味見をしているところで、匂いにつられたのか...先生たちと、他のグループの生徒も集まってくる
その中には、優夜たちも
まぁ、優夜たちは同じキッチン内で料理をしていて、こっち側に来ただけだと思うけど
そうか...?
いつもの学食とかと比べたら、質素なものだと思うけど...
数匹は川に返したが、それでも4人で食べるには多いし
結局、俺らのグループと優夜のグループ
それに、先生を含めた大所帯での夕食となった
そして、みんなが食べている時...
と、先生が飲んでいる飲み物を指さしながら
楓が何やら聞いている
絶対酔ってる...
突然、首根っこを掴まれる
優夜...?
と、気づかなかったが優夜も俺と同じような状況になっている
楓焦りすぎだろ...いくら優夜が好きだからって
なんて考えていると...
と、近くから雪音の声が聞こえる
どこにいるかまでは...見れないな
え?
一応は、先生と生徒の間柄なわけだし
「ふふっ」と、少し笑いながらそれだけ言って
雪音の声は聞こえなくなる
もう、一体どうなってんだか...
その後..他の先生の助けもあり
無事に生還
風呂に入った後、テントに戻って寝ることに...
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!