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第27話

23話「過去編」START
217
2024/05/19 03:27
今回から過去編です!

時間軸とか人とか色々おかしいとこある気がするんで、そんな考えて見ないでください!!
脳が空っぽの状態で雰囲気だけ感じ取って!!!
自衛して!!


あと、あなたさんは途中までは真顔and声に1mmも感情がない設定です

ではどうぞ((っ*_ _)っ
あなたの下の名前視点









私の母はまぁ言葉を選ばずに言うと 児童虐待者だった

父は4歳の私が轢かれそうになった時に庇って死んだらしい
そこから私の母は「彼が死んだのは貴女のせいよ!!」と言いながら私に暴力を振るうようになった



毎日



毎日



毎日、毎日






内容はエスカレートしていった初めは殴る蹴るだけだったのが、少ししてからはタバコを吸うようになり、タバコを私の肩や背中で消すことなんか日常茶飯事だった


ご飯や洗濯などの家事も全て私が行った

やらなければ包丁を持って突き刺されるかもしれないと幼いながら考えていたからだ



こんな日常は中学生になっても、高校生になっても変わらなかった

何なら「私の代わりに金を稼げ」と毎日毎日アルバイトに行っていた



そんな中何故かメンタルが強かった私は「義務教育までは知っていて常識だというものを教わるから、中学まではこの家にいよう」と考えたのだ

人より秀でたことということが何一つなかったので授業と勉強だけは必死に頑張った

無論、いじめも小中の9年間ほぼずっと受けてきたが、母の暴力よりはいくらかマシだったためそれに関しては何も思わなかった



高校の良さげな学校に推薦を貰い、学費は1円も払わなくても良いとの事だったため、「せっかくだし行くか」という気持ちで行き続け、無事、卒業した




家から出たかったため、私は調べた


今なら移住可能でできるだけ金がかからないような所を

そんな時、「ロスサントス」という場所を見つけた

海外だが、日本語を話す人が多く、初めはマンションだが家が無料で提供されるということを聞き、治安は悪いと聞いたが、まぁいいやと移住申請を市長に送った



何ヶ月かして申請が通ったことを知り、母にバレないよう荷物をまとめ、家を出た


ずっと母に付き従えて来たからまさか何処かへ行かれるなどあの人は考えもしなかっただろう

などと考えながら私は飛行機でロスサントスに行った



















ロスサントスにつき、すぐに自分の家になるマンションにむかい、荷物を下ろした

荷物整理は夜でいいだろうとまずは街をうろついてみることにした


私のマンションは隣が病院だったため、まずは何となくで行ってみることにした


ロビーに入ると個性豊かな人たちがいた


あなた
(人間は嫌いだけど、見ている分には興味深いため人間観察ができるような職業につきたいんだよな...)
あなた
(病院にいる人に聞いてみるか)
yth
あらどうしたのかしら?怪我?
あなた
いえ 街をまわっていまして
yth
あらそうなの
mmr
美人さんだな
yth
そうねこれ程綺麗な人なら1度見たら覚えているはずだけれど、記憶にないわね
mmr
初心者さんか?
あなた
はい 先程こちらに来ました
(美人さんとか…
私に媚び売っても意味無いのにな…)
mmr
そうなのか
私の名前は命田守 救急隊の隊長だ
yth
私は天羽よつは 私も救急隊に入っているわ
osm
よつは〜ってあれ?初心者さんか?
あなた
(大きな声の人だな)私はあなたの名字あなたの下の名前です
osm
おう!俺の名前は神崎治だ!
よろしくな!
あなた
(よろしくか…なんでそんな言葉を?)
…よろしくお願いします
mmr
あなたの名字さんは何をしにロスサントスへ?
あなた
(...何をしにか、母との生活に嫌気がさしてなんか言ったらめんどくさい事になりそうだし〜)
…楽をしに
osm
楽?
あなた
はい
yth
何か事情があるのね
これから何かやることはあるの?
あなた
(なんか勝手に察してくれた 早速楽出来た)
いいえ 何もないです
mmr
そうなのか
あなた
(人間観察ができる仕事を聞きたいんだけど…
どういう言い回しがいいかな…)
あなた
1つ聞いてもいいですか?
mmr
いいぞ?
あなた
様々な人と関われる仕事は何がありますか?
mmr
あ〜
公務員は様々な人という面ではいいかもな
osm
そうだな
救急隊も警察も俺らが何もしなくても相手から来てくれるしな!
あなた
そうですか…
あなた
(公務員…救急隊か警察か…
警察は人間観察と言うよりかは人間対応という方が言葉的には合っている気がするし、私には正義を振りかざすような事は出来ないからな…)
あなた
では
あなた
命田さん私を救急隊に入れて貰えませんか
mmr
え?
osm
いきなりだな!
あなた
駄目でしょうか
mmr
いやいいんだが…
他の職業については知らなくていいのか?
あなた
(他の職業…まぁめんどくさいからいいや)
あなた
はい 無理そうでしたら─
mmr
いや あなたの名字さんがいいなら…じゃあ面接からするか
あなた
はい
osm
俺らも聞いていいか?
mmr
あぁいいぞ
そう言って命田さんはロビーの奥にある椅子に座り話しかけてきた
mmr
あなたの名字さんもかけてもらって
あなた
分かりました
mmr
まず、直球だが犯罪歴はないか?
あなた
いえ ありません
mmr
まぁ来たばっかりで犯罪はしないか(笑)
mmr
じゃあな…そうだ運転免許証などはあるか?
あなた
いえ 私が元々いたところでは免許証を取るにはまだ若いため取れませんでした
mmr
そうなのか!失礼だがご年齢は?
あなた
18歳です
yth
あら!お若いのね!
osm
大人び過ぎやしないか?
mmr
18か!
まぁロスサントスでは年齢は関係ないから後で取りに行くといい
あなた
分かりました
(…なんでこんなに優しくしてくるんだろう)
mmr
あぁ じゃあまぁとりあえずは体験として1度入ってもらうか
そういう訳で運転以外のことはあらかた教えてもらった

あとは運転技術を見たいからとりあえず免許を取りに免許センターまで行ってもらおうと言うことで免許を取りに行き、必要な免許を全て取った



運転を見てもらい大丈夫だということを確認して貰えた










救助者がいなく、ロビーの端でみんなのことを見ていた
mmr
何してんだ?
あなた
皆さんを見ていました
mmr
輪に入らないのか?
あなた
遠慮させていただきます
mmr
遠慮しなくてもいいと思うぞ?
あなた
…私があそこに入っては邪魔になってしまいますので(…なんで構ってくるんだろう)
mmr
そんなことは無いと思うが…
あなたの名字さんはあれだな、自己肯定感が低いな
あなた
(自己肯定感ねぇ〜)
高くしてもいいですけど
mmr
高くできるのか?笑
あなた
真似をするのは得意だと思います
(疲れるからあんまりしたくないんだけど)
mmr
そうか 別に真似はしなくてもいいが…
mmm
ねぇねぇ!あなただれ?お人形さんみたい!
あなた
(子供?)
(人形みたいは褒めているつもりなのか?)
私はあなたの名字あなたの下の名前です 救急隊を体験させてもらっています
mmm
そうなんだ!私はももみ!ももみマルフォイ!
mmm
ももみって呼んで!
あなた
ももみさんですね
mmm
…うん!よろしくね!
あなた
はい よろしくお願いします
(みんなよろしくしてくれるんだ…)
mmm
ウィルー!
wil
なんですか?
あ 初めまして私ウィルナイアーと申します
あなた
あなたの名字あなたの下の名前です
wil
よろしくお願いします
で、どうしたんですか?ももみさん
mmm
あのね〜──
2人は話しながら少し離れていった
mmr
あなたの名字さんはヘリも車も上手だし、治療も申し分ないからこれからも働いて貰ってもいいか?
あなた
はい ありがとうございます
(この人隊長だよね…腰低いな…)
mmr
ちょうど救急隊を増やしたいなと思っていたところだったからちょうどよかった
あなた
そうですか
osm
…あなたの名字さんってさ
あなた
はい
osm
人間らしくないよな
yth
…治 失礼よ
あなた
(人間らしくないか…声の抑揚と表情をつければ人間らしくなるだろうか)
あなた
んん゙









あなた
人間らしい方がいいですかね?(困った顔)





そう先程よりも声を高めにし、言葉に抑揚をつけ、表情を困った顔にして話すとそれを聞いたみんながびっくりしたような顔をした
osm
ええーーーーー!!!
yth
お人形に命が宿ったみたいね!
mmr
凄いな!
あなた
こちらの方がやはり皆さんからしたら話しやすいでしょうか?
yth
えっえぇ
できるならそちらの方がいいかもしれないわ
あなた
そうですか
(声に抑揚を表情を付け足しただけだけど…)
ではこれで生活します^^
mmr
それが真似か?
あなた
そうですね^^不自然でしょうか?
mmr
いや、さっきまでを知らない人からしたら普通だと思うぞ
あなた
そうですか
mmm
マネってな〜に?
あなた
私は人の真似をするのが得意?なんですよ
声真似とかは出来ないんですけどね
mmm
へ〜!すごいね!
あなた
…ありがとう、ございます^^
mmr
できるのになんで初めからしなかったんだ?
あなた
やる必要性があまり分からなかったので
osm
必要性…!
なんて話をしたあと救助者が何人も出てみんなは行ってしまった











mmr
あなたの名字さん
あなた
なんでしょうか?
mmr
私は救急隊のみんなのことを家族だと思っている だからあなたの下の名前と呼んでもいいか?
あなた
(へぇー大変だな、それは)
はい お好きにお呼びください
mmr
…そんなに堅苦しい話し方じゃなくていいぞ
あなた
(そんなに距離詰めて欲しいのか?)
…それはもう少し軽く話して欲しいということでしょうか?
mmr
あぁ 何ならタメ口で話してくれてもいいぞ
あなた
(もう少し軽く話すか…)
あなた
…タメ口はちょっとハードル高いですね
mmr
まぁ少しづつでいい








mmr
18か大人びているから20は少なくとも行っているかと思った
あなた
そうですか?
(大人びているとはどういうことだろう)
mmr
あぁ もっと甘えていいんだぞ?
あなた
甘える…甘えた方がいいですか?
mmr
いや そういう訳では無いが、
あなた
…ろくな生活をおくって来てなかったのでこういうことに関してはよく質問すると思います
mmr
…そうなのか
お前はまだ若い、この街は自由だ 好きに生きろ
あなた
(何故私にそんな優しくするんだ?)
(意味がわからない)
…分かりました
ありがとうございます^^
私はそう返事し、上手く作れているかもわからない笑顔を作る




自由…好きに生きる…

嬉しい気持ちと

自由ってなに?

という気持ちが入り交じっている




















それよりもなぜこの人達はそんなに私に対して優しくする?


そこまで救急隊に私を入れたかったのか?

初対面の私を?



わからない




偽善者だらけで頭がおかしくなってしまいそうだ…










けど居心地は悪くない

…気がする



偽善者なはずなのにそう感じない







これまで私が会ってきた人達の「優しさ」は本音の上からベタベタと塗って作られているとすぐわかってしまい、嫌悪感による鳥肌が凄いのに

ここの人達の「優しさ」はふわっと私を包み込んでくる













なんで?

なんで?


おかしい…

気持ちが悪い…









けど、そんなみんなが裏切ってくるまで



私がこの世を去ろうと思うまで



















この偽善者達の優しさに浸っていてもいいのかな…?








はい

久しぶりの投稿でしたがどうでしたか?
投稿頻度遅くて待ってる方は辛いかもしてませんが、気長に待っててくださると嬉しいです

次も過去編です


では次回をお楽しみに〜(。・ω・)ノ゙

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