部長と呼ばれた人物は笑いながら
翔さんの方をバシバシ叩いて
私の方を掴んで引き寄せる
うおっ… !? と、突然のことでバランスを崩すと
翔さんが驚いたようにこちらに手を伸ばして
ガシッと支えてくれた
バッと翔さんから体を離し
必死に弁解しようとしていると
隣で見ていた部長さん?が
ハッハッハと笑いながら
と何故か笑っている
しかもショッピって………
私がそう呟くと翔さんは
苦笑いしながら「 あだ名っすよあだ名 」
と答える
なるほど … と私が頷くと
暗く、カーテン日光の光が溢れている
部屋の中にぼそっと部長さんが
そんな言葉に驚いて部長さんの方を見ると
ギラギラと目奥を燃やして
こちらを舐め回すように見ていた
そんな部長さんの視線が気に入らないのか
翔さんはチッと舌打ちをして
と敵意を丸出しにしている
どうしようとアワアワしていると翔さんが
後ろからぎゅっと抱きしめてきた
首元に顔を埋めて呟く翔さん
部長さんはズズスッとだんだん近づいてきて
私の反対側の首元に顔を寄せる
左右の首に吐息がかかってくすぐったい
そんな声を出すと翔さんはクァッと口を開け
ガブッと首に噛みついてくる
それに続くように部長さんもガッと口を開け
首に噛みつく
左右の首に噛みつかれ
身動きが取れなくなっていると
翔さんがゴクッと血を飲んでいる音が頭に響く
そんな私をちらっと見た部長さんは
ニヤッと笑いゴクッと血を飲む
あぁ、この先の私はどうなってしまうのだろう
血の飲まれ過ぎで死んでしまうのか………
そんな事を考えている私とは裏腹に
ゴクゴクッと血を飲む2人
………… 早く終わってほしいんですが … !!!!
今回ちょっと声少なめでしたね.^^
次回どうするかのアンケートです
アンケート
どーする?^^
ぐちゃぐちゃにしよう
81%
ここで終わらせよ!?
19%
投票数: 344票
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!