小説更新時間: 2024/05/07 17:58

  • ノンジャンル
  • 君だけが知る真実


「はっすんってぶっちゃけ居ても居らんくても変わらんよな!笑」とか、「なぁまじで大橋くん浮いてんで、笑」とかプチいじめみたいなやつがあって。

悪口言われた時、何かが変わった様な気がした。誰も止めずに一緒に笑う。そんな空気、メンバーが憎たらしくて堪らなかった。

それから俺は心を閉ざして、裏側ではメンバーに暴言を吐いて冷たくなる様になった。

そしたらメンバーは被害者ヅラして、俺がこうなったんはあんたら、お前らのせいやのに。被害者ヅラしてマネージャーに縋り付いて楽しい?。俺はお前らが言った事ずっと覚えとるよ。やのにお前らは自分らが言った事覚えてないもんな。ほら、俺はこんな辛い気持ちやったんやで?やのに何?今さら被害者ヅラして。


被害者ごっこもええ加減にせぇや。




何、俺が出て行ったら平和にでもなるん?そんなんやったらええよ。こっちから出てったるわ。


俺は今日も、加害者ごっこをする 。

チャプター

全3話
4,345文字

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