いつかまた会える。
スニョンと再び会ったところで私の気持ちはどうなるんだろう。
また好きになるのかな?
いや、幼馴染みのままでしょ。
授業中、窓の外の雲の先を気にしながら
息を飲みこんだ。
私と君は
どこにでもある別れにすぎない
スニョンは知ってるのかな?
スニョンのいない間 すごく寂しくてつまらなくて苦しいばかりだったってこと。
食卓の上に並べられた料理を皆で食べているのに
笑顔で楽しいフリで遅い食事。
風が吹いて気分のいい日の気楽な夜。
だけど自分の気持ちが分からないまま私の憂鬱な日々は去っていくことは無いでしょう。
この気持ちをどう捉えるかは人の勝手。
時は流れて出会いと別れの季節
私と幼馴染みとの物語は今からがスタートだ。
これは、気持ちの行き違った2人の話。
____END???
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。