第44話

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2022/01/13 11:58
烏野は今、三年がお風呂に行っており、部屋にいるのは二年と一年になっていた。
縁下「あ、あなた。ここ、式が違う」
あなた「え!?」
数学の課題をやっていたあなたは、向かい側で、英語の課題をやっていた縁下に指摘された。
縁下「ここは、この式を使うから____」
あなた「なるほどっ!だから、答えは14だね!」
縁下「うん、そう」
あなた「ありがと〜、力」
澤村「おっ、課題してるのか。えらいな」
あなた「澤村さん!」
両肩にバスタオルをかけている澤村が戻ってきた。あなたの顔がぱっと明るくなった。
菅原「課題するのはいいけど、朝、寝坊するなよ〜」
あなた「うっ、だ、大丈夫です…、力に起こしてもらうので」
縁下「なんで俺!?別にいいけど…」
あなた「あざす」
澤村「仲良いな〜、お前ら。明日も早いし、お前ら寝るぞ!」
澤村の言葉に、烏野部員は「うっす!」や、「はい!」と多種多様の返事をした。
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