話も終わり帰ろうと校内の廊下を歩いていると
ちょうど昼休みだったのか廊下を歩く生徒たちで溢れかえっていた
目立ちたくは無いが
全身真っ黒な私はだいぶ目立ってしまっている
はやく校舎を出てしまおう…
ドンッ
足を速めると誰かにぶつかったようだ
大分がっしりしてたな
運動部の男子かな
ぶつかったけどよろけることもなかったし体幹いいのか
逆に私の方がコケるとこだったな…
私も体幹鍛えよ…
顔もちゃんと見ずに平謝りだけしてその場を去った
〜 護 衛 当 日 〜
凄い、なんかお嬢様学校みたいな制服
高専の制服って真っ黒だから対象的な白って
なんか、すごい違和感
新しいクラスで一日をすごし、やっと放課後
男バレの部員らしい国見くんと金田一くんに案内され
私は男バレの使う体育館へと来た
なんかすごい視線を感じる…
まずはコーチの方々に挨拶するためにそれらしい人を探す
話は通ったな
これでスムーズに進めれる
この任務、意外と楽勝?
いや、油断禁物
気を引き締めて任務を遂行しなきゃ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!