第5話

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2024/04/01 08:36


話も終わり帰ろうと校内の廊下を歩いていると

ちょうど昼休みだったのか廊下を歩く生徒たちで溢れかえっていた


目立ちたくは無いが

全身真っ黒な私はだいぶ目立ってしまっている


はやく校舎を出てしまおう…


ドンッ

足を速めると誰かにぶつかったようだ
あなた
あ、すいません
あ、うッス


大分がっしりしてたな

運動部の男子かな


ぶつかったけどよろけることもなかったし体幹いいのか

逆に私の方がコケるとこだったな…

私も体幹鍛えよ…



顔もちゃんと見ずに平謝りだけしてその場を去った
























〜 護 衛 当 日 〜
あなた
え、制服可愛いな

凄い、なんかお嬢様学校みたいな制服


高専の制服って真っ黒だから対象的な白って


なんか、すごい違和感

あなた
さてと、いっちょ頑張りますか…

































新しいクラスで一日をすごし、やっと放課後

男バレの部員らしい国見くんと金田一くんに案内され


私は男バレの使う体育館へと来た


なんかすごい視線を感じる…


まずはコーチの方々に挨拶するためにそれらしい人を探す



あなた
あの、コーチ?の方ですか?
護衛の関係で…マネージャーしたいんですけど
溝口コーチ
え、あぁ!
聞いてます。皇さんですよね
コーチやってます。溝口です。
これからよろしくお願いします
あなた
ほっ、
えぇ、こちらこそよろしくお願いします。
敬語外して構いませんよ。
溝口コーチ
あ、すいません…!

話は通ったな


これでスムーズに進めれる

この任務、意外と楽勝?



いや、油断禁物


気を引き締めて任務を遂行しなきゃ



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