第15話

675

2019/01/04 14:47

伊賀川ちゃん

もうどうしよ…ガタガタ……

あなた

伊賀川ちゃん……

伊賀川ちゃん

怖い……

あなた

大丈夫大丈夫……

あなた

よし。私が倒す！

伊賀川ちゃん

へ？

ぐわぁぁぁ！

どーん！！！

あなた

んっ！
狙って……

伊賀川ちゃん

あなたちゃん…

シュパッ！！

ぐ…ぐわぁぁ…

あなた

やった！

伊賀川ちゃん

凄い！凄いよあなたちゃん！！

あなた

怖かったぁ…ε-(´∀｀*)ホッ

ぐ……

伊賀川ちゃん

あなた…ちゃん…
なんか嫌な予感が……

あなた

へ？

あなた

きゃー！！

神宮寺勇太

今！あなたの声が！

永瀬廉

急がな！

岩橋玄樹

俺怖いー！

高橋海人

何グズグズ言ってんだ！
あなたちゃんが！

平野紫耀

ちっ…

岸優太

おい…これ…

永瀬廉

建物が崩れとる…？
あなたちゃんと伊賀川ちゃんはどこ行ったん？！

伊賀川ちゃん

永瀬くん！

平野紫耀

伊賀川？

伊賀川ちゃん

あなたちゃん…が…！

バタッ

神宮寺勇太

あなたの身に何かあったのか？！

あなた

やめて！

平野紫耀

ん？この声…

あなた

だから！やめてって！
話してよ！気持ち悪い！！

平野紫耀

あいつ何バタバタしてんだ？

神宮寺勇太

おい！あなたから手を離せ！

永瀬廉

ん…あれは…

あなた

だぁかぁらぁ！！
巨人だろうがなんだろうが知らないけど離しなさい！

高橋海人

あなたちゃん…妖怪と話してるよな？

岸優太

なんか…いるのか？

神宮寺勇太

あ！

あなた

勇太！！
勇太助けてぇ！

岩橋玄樹

助け求められてますよ

神宮寺勇太

なぁ…

あなた

なに？

神宮寺勇太

そいつ…九尾じゃないか？

あなた

九尾…？
あー！

永瀬廉

あれが…九尾なんか…

あなた

九尾さん…まさか…

九尾

あなたさんお久しぶりです。
あなたさんと出会えて光栄です。
すみません巨人見たいにでっかくなってしまい…

神宮寺勇太

九尾！

九尾

勇太さん！
これはこれは！まさかまたお二人を見れるとは……

あなた

ごめんね？九尾さん…ありがとう

九尾

いえ…大丈夫です！
あなたさんが安全なら

あなた

ありがとー！

永瀬廉

あなたちゃんを助けてくれたん？

九尾

はい。私はあなたさんに恩返しがしたいのです。

平野紫耀

くだらねぇ。

岸優太

平野…聞いてやってよ

平野紫耀

なんで俺がお前みたいなやつの話聞かなきゃいけないんだよ

岩橋玄樹

ちょっと話聞くぐらいでも……

平野紫耀

うるせー！

あなた

平野…心配して来てくれたんじゃないのぉ〜？

平野紫耀

お前なんか別にいなくてもいいんだよ

高橋海人

そんな言い方ある？

神宮寺勇太

ないだろ！

平野紫耀

は？

あなた

別に平野になんか心配されたくない！

九尾

僕は…どの立場にいれば…

永瀬廉

ごめんな？笑笑
この2人いつもそうなんよ笑笑

いいねして作者を応援しましょう！

131

第16話 10

✨Mizu_countr✨

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。