第40話

39.
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2024/04/23 11:46
岸said

あなたのお見舞いに行った時、遠くから何かが近づいてくるなって思ったら、海人とあなたで、びっくりした笑笑



すごい勢いで車椅子押してるし笑


ちょっと心配だったけど、楽しそうに笑うあなたを見て俺も笑顔になった。


でも、看護師さんに「走らない!」って注意されちゃって笑でもこれも思い出笑


海人はこの後仕事があるらしく、俺に後頼んで仕事に行った。


俺は車椅子を押して病室に戻る。


(なまえ)
あなた
岸くんひさしぶりだね!
岸優太
岸優太
確かに!最近映画の撮影入ってさ!
(なまえ)
あなた
え!岸くん主演の映画!?
岸優太
岸優太
実はそうなんっすよ!
(なまえ)
あなた
えっ!絶対観る!!
観るまで死ねないな笑
俺はその言葉に車椅子を押す手が止まる。
(なまえ)
あなた
岸くん、?
岸優太
岸優太
…死なないよ。あなたは。
絶対死なない。
(なまえ)
あなた
…そうだったねっ
笑顔を見せるあなたの顔はどっか寂しくて、


そんなこと考えていたら病室に着いた
岸優太
岸優太
あっ!今日あなたに渡したいものあってさ
俺は紙袋からあるものを出す。
(なまえ)
あなた
…?なにこれ??
岸優太
岸優太
これ、あなた宛に届いたファンレターだよ
(なまえ)
あなた
えっ!嘘っ!
ベッドの机に乗りきらないほどのファンレター。
岸優太
岸優太
みんなあなたを待ってるよ
(なまえ)
あなた
ゆっくり全部読む!
楽しみが増えた!!!
岸優太
岸優太
諦めないでね?
(なまえ)
あなた
うんっ!生きるよ!私!
その眩しい笑顔が俺は大好きだった。

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