【すちside】

　病院のとある一室。
　あなたの下の名前ちゃんがあの女の人を庇って、早一週間。

　あなたの下の名前ちゃんは、まだ目を覚まさない。

　涙が零れる。
　医者には、命に別状は無いし、目を覚ますだろうといわれているが、不安が心を蝕む。

　この女の人も、毎日お見舞いにくる。
　そして、新しい花に変えていく。

　かなり罪悪感に苛まれているようで、いつも暗い顔をしていた。
　俺も、責任を苛まれていない訳じゃない。
　
　あの時―――

discordにて

　まただ。
　2度も心配されるなんて、よほどショックなのだろうか。

　なんで知って…！

　なんて汚いんだっ！

　俺は、息を吸ってからあった事を話した。

　俺って、カッコ悪いな。
　勝手に嫉妬して、それをあなたの下の名前ちゃんにぶつけて…

　本当に心の底から心配してくれてるような無垢なこさめちゃんの声に、俺は言った。

　善は急げ？？
　思い立ったが吉日？？
　旨いものは宵に食え？？
　（ごめんなさいどれがいいかわからなくなりました）

　まぁ、どれでもいいんだけど…

　とりあえず、早く探しに行かなくちゃ…！

―――そうして、2時間ほど血眼になって探して…

　あの現場に遭遇した。

　また、涙を零す。
　雫が、あなたの下の名前ちゃんの顔を濡らす。

　起きてくれた。
　目を、覚ましてくれた。

　嬉しくて、あなたの下の名前ちゃんに抱きつく。

　本当に…よかった…

1、活動休止について

学業の多忙や、デジデトを始めることに伴い、一週間ほどの活動休止をさせていただきます。
（作者は月1でデジデトを行っています）
お話のストックはあるので、落ち着いたらたくさん投稿しようと思ってます！

2、新作考えてます

上記につき、下のアンケートに答えてくれると嬉しいです！