第5話

5 デート
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2019/02/10 08:53
『ごめん。待たせた。』



「ううん~全然大丈夫」



普段学校でみるのとは全然違う雰囲気にどきどきした。


「ほんとごめんね~私の行きたいところに決めちゃって…」


『全然、なんかいつも以上にかわいい////』


「へ?!もー。なんか風磨くんもいつもと違う///」




『じゃ、いこっか…』



それから一緒にショッピングモールを回っていた俺たち。


あなたは昼を過ぎた頃トイレに行くと言い出した。




「ごめんね~すぐ戻るから!」









俺は待っていたが、あなたは全然帰ってこなかった。




俺は駆け出した。





『あなた!』


『どこいんだよ。…』


おれは不安で不安でたまらなかった。




『あなた!』





ちょうど振り替えると泣きそうな顔で俺を探すあなたがいた。


『あなた!よかったぁ』


「ふ、まくん…」


「ごめん…分かんなくなっちゃって、、」





『ん。俺こそごめん。』




『不安で不安でたまんなかった。もう絶対離さないから。』




あなたを抱きしめた。


どうしてこんなに苦しいんだよ。

どうしてこんなにむしゃくしゃすんだよ。





「風磨くん。。ありがと…」





「大好き。。」






それは




それは








やっぱりあなたに振り回されてんだ。






『俺も』







もう離したくない。

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