第2話

2話
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2024/03/24 02:11
2日後
如月瑞穂
じゃあ、ゆう…1人でも元気にね。
如月ゆう
如月ゆう
うん!じゃあ!
お母さんとそう会話して、前住んでいた家へと行く。
数時間電車に揺られていると懐かしい街が見えた。
都市開発か何かで昔とは違いところも多々あるが、面影がありすぎてもうそんなのはきにならない。
そしてそのまま前住んでいた家へと向かった。
普通の一戸建ての家。
その隣には財閥の家か、とつっこみたくなるほど広い家がある。
そう。昔、ゆさんと仲良くしてくれていた桜優ちゃんの家である。
家、行こうかな。そう思った。
だけど、桜優ちゃんはゆさんの1個上だった。
まだ夏にもなっていない6月の末だけど受験の準備はしてるだろう。

そのまま、もらっていた鍵で家に入った。
家は広かったけど、時間が経っていて埃っぽかった。
でも、10年、家を開けていたにしては綺麗だと思った。
如月ゆう
如月ゆう
あ、そうだ。ご飯…
ご飯…と思ったがもう、時間は夜の八時を過ぎていた。
普段なら食べるところだが疲れていたし、明日からは学校に転入する。
はやく今日の分の疲れを癒そう。


そして、ゆさんはざっと家の使いそうな部屋の掃除をして、ベットの中へと入った。
如月ゆう
如月ゆう
…おやすみ……
誰に言うわけでもなく、自分に向かっていった。
如月ゆう
如月ゆう
…よし、朝か……
問題なく、朝起きる。
えっと……今日は……
職員室に行って、教室へ向かって、ホームルー厶にはいる…のか。

パンを食べる。
お惣菜のパン。

そして顔を洗って、前の高校の服に着替える。
……よし、じゃあ行くか。
如月ゆう
如月ゆう
……
ここ、どこぉ!?
都市開発のせいで昔とは全く違うじゃんかぁ!!
如月ゆう
如月ゆう
えっと…Go〇gleマップは…
うわぁ!?充電切れ!?
どうしよぉ…これじゃあ迷子だし、学校間に合わないよぉ…
???
…あれ?迷子、?
如月ゆう
如月ゆう
え!?えっとぉ……
???
その制服…知らない学校……結構迷っちゃった、?
如月ゆう
如月ゆう
あ、あの…今日から桜ヶ丘学園に転校してくることになって…
???
桜ヶ丘、?
???
なら、俺と一緒の学校か…
如月ゆう
如月ゆう
え、その…貴方…様?も桜ヶ丘学園なんですか、?
???
うん、…ってか名乗ってなかったね。
???
はじめまして…かな?
くに
くに
石川くにです!
如月ゆう
如月ゆう
くに……
くに
くに
君は?なんて名前なの?
如月ゆう
如月ゆう
あ、えっとゆさんは…如月ゆうって言います、?
くに
くに
ゆさん、か。いい名前だね〜!
如月ゆう
如月ゆう
あ、いえ…えっとその…石川…さん…は…
くに
くに
くにでいいよ?
如月ゆう
如月ゆう
あ、じゃあ…くにおは桜ヶ丘学園高校の何年生…なんです…か?
くに
くに
タメ口でいいよ、?
くに
くに
で、えっと…俺は2年!
如月ゆう
如月ゆう
2年生!じゃあゆさんと一緒だ!
くに
くに
おー!
如月ゆう
如月ゆう
くにおは…ここらへんの人?
くに
くに
あ……いや…そういうわけじゃない……けど…
如月ゆう
如月ゆう
?じゃあどういう…
くに
くに
なんていうんだろ…
くに
くに
実際、家はここより学校に近いとこにあるんだけどね…
如月ゆう
如月ゆう
え?遠回りしてる…ってこと?
くに
くに
…まぁそう…かな?
如月ゆう
如月ゆう
なんでそんなこと、?
くに
くに
…まぁ気にしないで!
あ…はぐらかされた…
そう気づいた。
だけど、そりゃ今日初めて出会った人に話したくないことなんて人間、たくさんあるだろう。
だから何も突っ込まなかった。
くに
くに
…というかやばい!授業遅れる!!
如月ゆう
如月ゆう
え!?もうそんな時間なの!?
くに
くに
うん!ごめん、ちょっと走るね!ついてきて!
如月ゆう
如月ゆう
え、うん!?
※描写が変わりすぎて背景つけれませんでした

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