第22話

嫉妬×川村壱馬
515
2024/03/14 23:25
LIVEの打ち上げ。

スタッフも一緒に参加できる飲み会。

ワイワイするのは好きだけど、その中に入れずにいることが多い。

それに、お酒が強くなくていつも3%ほどのお酒を選んでるとだいたいいつも北人くんが近くにいる。

だから、今日も気づけば北人くんの隣にいた。
吉野北人
吉野北人
それ、何飲んでんの?
(なまえ)
あなた
あ、ハピクルサワーです
吉野北人
吉野北人
美味しそう!一口ちょうだい?
(なまえ)
あなた
あ、どうぞ
吉野北人
吉野北人
俺のはちみつレモンサワーだけど飲む?
(なまえ)
あなた
え、いいんですか?
吉野北人
吉野北人
じゃあ、交換しよ
(なまえ)
あなた
はい笑
藤原樹
藤原樹
あなたさん何飲んでんすか?
(なまえ)
あなた
はちみつレモンサワーです
藤原樹
藤原樹
あ、ジュースみたいなやつ
(なまえ)
あなた
違いますっ、ちゃんとお酒入って、、
藤原樹
藤原樹
3%でしょ?ほぼ入ってないじゃん。
吉野北人
吉野北人
うるさいなーもうっ!あなたちゃん、樹は放っておいてあっちのお酒取りに行こう?
(なまえ)
あなた
あ、はいっ
北人くんに誘われて2人で取りに行く。
川村壱馬
川村壱馬
なんやねん、2人でイチャイチャして、、
青山陸
青山陸
かずまー?どうかした?
川村壱馬
川村壱馬
これ、おかわりっ!
青山陸
青山陸
あーもうっ!最初から飛ばしすぎだよ
陸に止められても、ハイペースに飲む壱馬だった。
...☆
メンバー1お酒に強い壱馬くんがどうやら酔っ払ったらしく、陸くんが介抱してた。
(なまえ)
あなた
どうかしたんですか?
青山陸
青山陸
あー、なんか今日やたらとハイペースで、、。気づいたらもう、、笑
吉野北人
吉野北人
かずまーって、、えっ!?壱馬が酔っ払ってる
顔は真っ赤で、椅子に座ってるけど壁に寄りかかってないと倒れちゃいそうなほど。
川村壱馬
川村壱馬
全部、あなたのせいやから
小さな声で言われた。
川村壱馬
川村壱馬
、、お前が、、、、やったから
何か言ってるんだけど、口篭っててうまく聞き取れない。
吉野北人
吉野北人
水もらってくるよ
(なまえ)
あなた
いえ、私が取りに行きますよ
吉野北人
吉野北人
じゃあ、お願い、、
川村壱馬
川村壱馬
あなたはここにおって
(なまえ)
あなた
でも、、
不意に手を掴まれる。
川村壱馬
川村壱馬
そばにおって
吉野北人
吉野北人
俺行ってくるから。壱馬もその方がいいみたいだし
(なまえ)
あなた
すみません
吉野北人
吉野北人
いいよ、その代わり壱馬のこと頼むね
(なまえ)
あなた
はい
北人くんが離れ、気づけば陸くんも居なくなってて壱馬くんと2人きり。
川村壱馬
川村壱馬
こっち座って
言われたまま空いてた隣に座る。
(なまえ)
あなた
大丈夫ですか?何かあったんですか?
川村壱馬
川村壱馬
俺やって、隣に居て欲しかった、、
(なまえ)
あなた
え?
川村壱馬
川村壱馬
いつもいつも、北人の隣に居て、。さっきだってずっとそばにいるし、
(なまえ)
あなた
あ、それは、お酒が弱いからで、、。他の人に誘われても飲めないので。だったら北人くんみたいに弱い人と一緒の方が楽なのかなって、、
川村壱馬
川村壱馬
そんなの、別に北人やなくても俺の隣でもええやん
(なまえ)
あなた
え?
川村壱馬
川村壱馬
俺の隣なら、飲めないお酒も代わりに飲むし、、
(なまえ)
あなた
でも、私が飲んでるお酒じゃ物足りないですよね?
川村壱馬
川村壱馬
別にそんなことない
(なまえ)
あなた
え、だって3%はただのジュースだって樹くんが、、
川村壱馬
川村壱馬
別に弱いけど、北人やあなたにとってはお酒なんやろ?関係ないやん
(なまえ)
あなた
そうですね、北人くんもいつもそう言ってくれますし笑
川村壱馬
川村壱馬
また、北人かよ
(なまえ)
あなた
え?
川村壱馬
川村壱馬
最近、めちゃくちゃ仲良いし、さっきだって距離近かったし、、ほんまなんやねん
よく一緒にはいるけど、いちスタッフとしてだし。

それに、そんなに距離近くないと思ってたけど。
川村壱馬
川村壱馬
俺も、、もっと近くに居たい、、
肩に頭を乗せて寄りかかる壱馬くん。

すると、彼の唇が首筋に触れる。
(なまえ)
あなた
っ//
川村壱馬
川村壱馬
なんや、あなたも熱いやん
(なまえ)
あなた
だ、だめですよ、こんなのっ//
川村壱馬
川村壱馬
今だけはええやろ
(なまえ)
あなた
だめですってっ、、んっ//
お酒で酔った彼の唇もまた熱く、痺れるような感覚に襲われる。

何度も触れる度、身体が熱ってくる。
川村壱馬
川村壱馬
あなた、、
低く甘い声で名前を囁かれる。

それだけでもうドキドキしてしまう。
吉野北人
吉野北人
お水持ってきたよ、、ってあれ?寝てる?
(なまえ)
あなた
え?
さっきの時間はなんだったのか、、ただ彼に振り回されてしまっていた。
吉野北人
吉野北人
どうしよっか、、
(なまえ)
あなた
えっと、、もう少しここにいます
吉野北人
吉野北人
そっか。まぁ、壱馬も少し寝たら落ち着くだろうから頼んだよ。もし何かあれば呼んでね
(なまえ)
あなた
ありがとうございます
北人くんが離れると、目を覚ました壱馬くん。
(なまえ)
あなた
起きたんですか?さっき北人くんが水持ってきてくれたのに、
川村壱馬
川村壱馬
ずっと起きてた
(なまえ)
あなた
え?
川村壱馬
川村壱馬
そうやないと、行っちゃうから、、
(なまえ)
あなた
もう、行きませんよ
川村壱馬
川村壱馬
ほんまに?
(なまえ)
あなた
だから、水飲んでください
川村壱馬
川村壱馬
口移しがいい
(なまえ)
あなた
調子ならないでくださいっ
川村壱馬
川村壱馬
、、あかんの?
子犬みたいなかわいい顔で見つめてくる。

ずるい、絶対分かってやってるけど、、どうしよう、、って慌ててると笑う壱馬くん。
川村壱馬
川村壱馬
じゃあ、今度な笑?
(なまえ)
あなた
え?
ニコニコしながら、一気に水を飲み干し酔いを覚ましていた。

私は隣でドキドキを隠すのに必死だった。
川村壱馬
川村壱馬
楽しみにしてる笑

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