第40話

第三十九話 『また春に』
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2024/05/28 14:46
🎼🌸
『俺、さ……!』
 
 
生きているらんが画面の中で喋る。
🎼🌸
『めっちゃ、みん、な、のこと!大好き、な、んだ、よ!!』
 
 
みんな
「、、、、ん?」
何かもっと大事なことを話すと思っていたのに、誰もが知っていることを話されて拍子抜け。
 
🎼🌸
『お、れ、生き、てるかな、死んでる、かな。ま、、し、んでる、に、賭けと、く』
 
🎼🎮
「変なこと賭けてんじゃねぇよ!」
🌟❤
「そーだそーだぁ!」
 
🎼🌸
『…………………………。は、なすこ、と、きめ、てなか、た』
 
🎲💕
「おたくのリーダーは……」
🎼☔️
「まぁうちのリーダーなのでね」
 
🎼🌸
『て、のは、嘘』
 
優希(ユキ)
「も〜お兄ちゃん!」
 
🎼🌸
『俺が、今、どこに、いる、か、わか、る?』
 
らんが映る場所は背景がかなり暗い。
夜に撮ったのではないかと思うくらい。
 
🎼🌸
『こ、こ、病院、の、庭、のさく、ら、の下、、。よな、か、の、、3時、。満、月。きれ、い』
 
🎼👑
「夜中にそんな場所におったん……」
🎼🍵
「らんらん…………」

(電話だったら“風邪引くよ”って……言ってあげられたのにな)
 
🎼🌸
『まず、ね、びょぅ、きのこと、はなさ、なく、て、ごめん』

🎲🩵
「ごめんですんだら医者はいらないの!」

🎼🌸
『おれ、はね、最期、までね、み、んな、の、笑顔、が、見て、いたか、た』
 
🎲💙
「俺たちだってらんの笑顔見てたかったけどな」
🌟🧡
「そうだよ!何も言わないなんて。言って欲しかったよ」
 
🎼🌸
『おれ、が、、、みんな、を、え、がおに……した、かっ…た……。桜…みたぃ…に……。悲し、い、顔、さ、せたく、なか、た……』
 
🌟💜‪
「誰もしてないよ、悲しい顔」
🌟💙
「そうやで。らんくんとおる時間はめっちゃ楽しかった」
 
🎼🌸
『お、れ、、うま、れ、かわった、ら、桜、に、なる』
 
🎲💜‪
「そんなん言うなや……」
🌟💚
「らんくんはもう、俺たちの中では桜のような存在だったよ。大きくて綺麗で、笑顔になれる」
 
🎼🌸
『見、まもれ、るく、らぃ、に、お、きく。だ、から……』
 
🎲❤
「いつも見守ってくれてたじゃん」
🎲💛
「あぁ。大きい存在でもあった」
 
🎼🌸
『だ、から……。桜、、、見に、春、楽し、み、にして、てね!』
 
何回もらんの話に口を挟むのに、噛み合わなかった。
 
🎼🌸
『みん、なが、事故、とか、あ、ても、ね。“まだだよ ”、、、て、送り、返す、から、ね、、』
 

🎼🌸
『安、し、ん、して、生きて』
 
 
🎼🌸
『さい、ご、に。見て』
 
 
写されたのは夜月に照らされ艶やかに光り咲く桜。
 
 
🎼🌸
『春、に、また、“さ、よ、なら”、伝え、に、く』
 
 
🎼🌸
『だ、から…………』
 
 
🎼🌸
『───またね』
 
 
夜桜が写されたまま、動画は終わる。
窓から見えるそこかしこの桜の木はいつの間にか、緑が見え始めていた。
 
ヌシ
長いトイレでごめんね
(昨日出せなくてごめんね)
ヌシ
でもまだこの小説は終わりませんっ!!!
ヌシ
長すぎじゃね?!

とか思うそこのあなた。
俺も思った(((
ヌシ
まぁ最後まで読も?
ヌシ
それではまた( ̄^ ̄)ゞ

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