第3話

55
2023/11/24 07:52
(なまえ)
あなた
え?え?え?
ゆ、誘拐ですか?!
政府の人
いえ、我々は正式な書類に乗っ取り連れてきました
政府の人
なので誘拐では断じてありません
(なまえ)
あなた
……難しいね。
政府の人
では、少しお話をしたいのでこちらの建物に入りましょう
(なまえ)
あなた
あ、はい
こちら、とさされた建物は日本風のお城だった。

(なまえ)
あなた
え?城…?
政府の人
こちらは政府の本部となっています。
(なまえ)
あなた
へ、へぇ〜
お城なんてもちろん入ったことがなかったので、色々と見ながら黒服さんについて行く
政府の人
こちら応接室です。ここでお話をしましょう
黒服さんが言うとなんか悪いことしちゃった気分になるな…
政府の人
まず、貴方をここに連れてきた理由、なんですが。
(なまえ)
あなた
お祖父ちゃんがどう…とか?
政府の人
えぇ。あなたのお祖父様は高倉朱羽(あかば)様で間違いないですか?
(なまえ)
あなた
はい。たしかに祖父は朱羽…です
結構珍しい名前だったから覚えている
政府の人
その、先日朱羽様がお亡くなりになったことは…?
(なまえ)
あなた
……え?
(なまえ)
あなた
お祖父ちゃんが…死んだ?
政府の人
やはり知らなかったのですね…
(なまえ)
あなた
ま、まぁ祖父とは幼少期に少しあっていた程度だったので
(なまえ)
あなた
あの…もしかしてなんですけど。
(なまえ)
あなた
祖父はこの世界でなにか仕事をしていて、けど亡くなったから私にあとを継いでほしいとか…?
政府の人
!!はい。そのとおりです。
その後の話は長かったので要約すると
祖父は“審神者”(さにわ)ーー 眠っている物の想い、心を目覚めさせ、自ら戦う力を与え、振るわせる技を持つ人 ーーだったらしい。

そして自身の“本丸”を持ち、自身で“刀剣男子”なる人たちを召喚?して悪いやつと戦っていたらしい。


後半は私の頭が追いつかず大まかに説明してもらった
(なまえ)
あなた
私は…その本丸に行って祖父の刀剣男子たちをまとめればいいと…?
政府の人
はい。本来ならば他の審神者が付くはずなんですが、朱羽様の本丸は少々特殊でして…
政府の人
血縁者である貴方様にしかお願いできないのです
(なまえ)
あなた
…なるほど、
(なまえ)
あなた
とりあえず、その本丸に連れて行って貰えますか?
政府の人
ええ。
よくわからんが、お祖父ちゃんの仕事の話だ。私も多少興味あるから、見るだけでもバチは当たらないでしょ
次回、ここが本丸?!彼らが刀剣男子?!

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