あなたside
『やっば、全然用意してない』
あと2時間したら出発だ。
ファンミで大阪に行くことになってる
もちろん泊まり
『久しぶりに大阪か、楽しみ』
ツ「あなた〜!用意出来た?」
『全然してへん!やばい!笑』
ツ「まじ!?笑あれは?入れた?」
『それだけは入れたww』
今日の夜、こないだ買ったプレゼントを渡そうと思う
さすがにもうそろそろ仲直りしないとね、笑
『ねー、みっくん、夜渡せるんかn』
みっくんを見上げると、驚いた顔をして
スマホを見ていた
『みっくん?どしたん?』
ツ「え?あ、なんにもないよ、、笑」
嘘だ。絶対なんかある。
『ほんとに言ってる?』
ツ「うん、ちゃんと渡しなよ?」
早口でそう言って部屋を出ていってしまった
なんだろう。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!