あははははははははははは!!
うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふっっっ!!
何、その馬鹿みたいな顔しちゃって!
あーあ、みーんな下向いて黙り込んでるよ?
あんた、嫌われてる自覚なさすぎじゃないかなぁ?www
あ、次は私んとこに来るぞ〜
私の机が蹴りあげられる。
え、確定?ひどいなぁ。
すぐに校内放送が流れた。
私は去ろうとする結衣を廊下でつかまえて
こう言った。
そう言って突き飛ばす。
結衣は唖然としていて、言葉も出ないようだった。
担任の先生が来て結衣は引っ張られていった。
そして、結衣はその日から学校に来なくなり、
葵が2軍に落ちたのは言うまでもない。
1週間経ち、私は葵を落とす方法を考えながら1人で帰っていた。
すると、
結衣が現れた。
今、私は突き当りの踏切の前で電車が過ぎるのを待っている。
カンカンカン、という音が鳴っている。
逃げれない。まぁ、逃げる気はない。
鉄棒を持ち突っ込んできた。
私は避けてバッグで結衣の背中を思いっきり押した。
・・・
結衣が踏切の中に突っ込んで行って盛大にこけた。
その途端!!
プップーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガシャンッ!!!
踏切の中で鮮やかな赤が舞う。
人々の悲鳴が聞こえる中、私は駆け出して
人目のつかない所から家に帰った………。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。