ジョングクさんが小さく人差し指で前を指す
前を見るとクラス全員に私は見られ
先生はカンカンに怒っていた
何人か生徒は私の方を見てクスクスと笑っていた
私は椅子に座り
やらかしてしまったと後悔をし手で顔を覆った
授業が終わりその後私は
放課後に残れと先生に言われた
昼休憩を楽しみにしていたはずが
お弁当を家に忘れてしまい
仕方なく購買で買うことにした
たまごサンドを片手に持って
学校の周りをウロウロとした
急な男の声に私はビビり
壁の方に隠れた
顔だけちらりと覗くと
先輩の陽キャがジョングクさんを取り囲み
ジョングクさんは困っていた
他の男子はギャハハと笑いだす
って、言いたいけど
言えない……(((
陽キャはジョングクさんの首を掴み
段々握りしめてた
私は財布から1枚の札を取り
その人にあげた((日本円だと1万です
するとお札をあげた時
ジョングクさんを乱暴に落とし
陽キャ集団は帰って行った
ジョングクさんをゆっくり起こし
ふと首元を見る
あの陽キャが強く首を握りしめてたのに
私の目がおかしくなったのかな…
ジョングクさんはふっと微笑み
私も微笑み返す
アンケート
ジョングクさんとお昼ご飯
一緒に食べる
93%
食べずに断る
7%
投票数: 204票
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。