麗日お茶子side
私はそう、必死にA組の皆に伝えた。
相澤先生が電話で話してるときに言ってた、「先輩の先輩」は、きっとあなたさんのことだろう。
夏油先生から、あなたさんは昔から、とんっっっでもない方向音痴だと聞いた。
だから、皆の個性を使ってここの場所を伝えようとした。
周りにはヴィランが沢山。
そして、周りにちらほらいる、お化けのようなもの。
私があなたさんに助けてもらったときに襲われていたやつ。
あなたさんなら…!!
轟君…、よかった、協力してくれて。
私は爆豪君を必死に説得しようとした。
BOOOOM!!!!BOOM!!!!BOOM!!!!
これで、あなたさんもきっと気づいてくれる…!
お化けが百ちゃんに…!!
相澤先生は外のヴィランに手を妬いているし、このままじゃ百ちゃんが…!
ガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!
絶句した。
辺りにいたヴィラン、お化けをあなたさんが、全て倒してしまったのだから。
麗日お茶子side 終
五条あなたside
律儀に私に頭を上げてお礼を言う八百万ちゃん。
いや丁寧すぎるっしょ。
偉。←
私はお茶子ちゃんに手を振り、話しかけた。
周りの人固まってるじゃん、ウケる(笑)
うつ向いてしまったお茶子ちゃん。
しょげないでよ~!!
折角の可愛い顔が台無しだよ☆
顔を真っ赤にするお茶子ちゃん可愛いね。
私は一年A組の子達の名前、個性など全てを覚えて、傑の助太刀をしに行った。
もちろん、他のヒーローがA組の元に着いた後直ぐね。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!