注意⚠今回死ネタだらけです!
ミカサ「ところで担任って誰だろ?」
アルミン「えっとね…」
エレン「これを見よう」
三人「('-')」
担任 リヴァイ・アッカーマン (体育)
副担 ハンジ・ゾエ (理科)
国語…ペトラ・ラル
数学…オルオ・ボサド
社会…エルド・ジン
英語…グンタ・シュルツ
音楽…ナナバ
技術家庭科…二ファ
美術…ミケ・ザガリアス
英会話…エルヴィン・スミス
エレン「1年の時と同じかぁ」
ミカサ「嬉しいくせに…」
アルミン「早くも胃が痛い…」
エレン「リヴァイ先生!ハンジ先生!放課後ちょっと多目的室に来てください!」
リヴァイ「おいイエーガー!普通の時はアッカーマン先生と呼べと言っただろ!」
ハンジ「いいんじゃない?私だってこの名前で呼ばれんの慣れてないもん。」
リヴァイ「まぁいい…で、どうした?」
エレン「ミカサのことです。」
リヴァイ「またあいつの事か…」
エレン「絶対に放課後来てくださいね?」
リヴァイ「わかった…」
ハンジ「しかし、あの子も大変だねぇ!私なんて2歳の時思い出したよ?丁度巨人ライダー見てた時かな…あの時は最高にたぎったよ!」
リヴァイ「俺はお前と幼稚園が同じだっだろ?その時だ。お前が鶏追いかけ回した時に思い出した。」
ハンジ「もっといい時なかったの?」
リヴァイ「お前こそ」
ハンジ「まぁでもこの人生楽しませてもらおうじゃないの。」
リヴァイ「そうだな。」
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xxxx年
ミカサ「ですから、マーレともう一度戦うべきです!」
ハンジ「それではまた兵が無駄に死ぬじゃないか。」
ジャン「俺も団長の言うとうりだと思うぜ?確かにお前は強いけど…」
コニー「いいや、俺は反対だ!絶対に行くべきだ。サシャの命を絶対に無駄にしたくないんだ…」
リヴァイ「落ち着け…お前ら。俺はミカサの作戦に1枚噛んでやってもいいと思っている。それに、ハンジ。お前はそんなに臆病だったか?今俺たちにすべきことはなんだ?ここで豚みてえにブーブー言いながら無駄に時間を消費するのか?」
アルミン「僕に…僕に提案があります…」
ハンジ「なんだい?アルミン。」
アルミン「この作戦。ミカサに全てをになってもらいます。作戦を決行するのは2人。ミカサとリヴァイ兵長です。」
ジャン「おいおいアルミン。どうしちまったんだ?」
アルミン「ジャン…僕が狂っているように見えるかい?」
ジャン「そうにしか見えねぇよ!」
アルミン「君はエレンが死んだ時どう思った?少なくとも嬉しくはなかったはずだ。そして、僕よりも…」
アルミン「前は向いていなかったんじゃないか?」
ジャン「はっ…さすがは将来の団長様だぜ…考え方が違うな…仕方ねえ。俺もアルミンに賛成してやるよ…。」
ミカサ「クスッ」
全員「!!!???」
ミカサ「そうだね…私もエレンみたいに戦えるよ…」
アルミン「ミカサ…」
アルミン『あんなミカサ初めて見た…笑顔は昔見た事あるけど…』
リヴァイ「仕方ねえ…それしか方法はないんだ。下手に大人数で行ってマーレを刺激させたくはない。しかし、世界の謎が解けないのももっと最悪だ。」
ハンジ「分かった…早急に準備をしよう!」
[2ヶ月後]
ミカサ「兵長…私は…」
リヴァイ「なんだ?今更怖気付いているのか?」
ミカサ「いいえ。さあ、行きましょう。」
リヴァイ『結局何が言いたかったんだ?』
[マーレ到着]
ミカサ「ここが私の手によって潰されるのですね。」
リヴァイ「なんだ?引き返してぇのか?」
ミカサ「いいえ。全く。ただ、10歳くらいのことを思い出した。その時、私は2度目に家族を失った。その時、巨人を初めて憎んだ。それまで興味がなかったのに…。その時いつか然るべき報いを受けろって思った。なのに、今、同じことをしようとしているのではないだろうか。」
リヴァイ「お前の語彙力がないことだけはよくわかった。お前の終わりの見えなさそうな話を聞いて思ったことがある。お前は考えすぎだ。エレンみてぇに駆逐野郎になれ。ある意味エレンは1番巨人の力を持つ人間として…適任だった…。」
ミカサ「あなたの語彙力も大したことないですね。」
リヴァイ「( -ω- `)フッ全く…憎たらしいガキだな…」
ミカサ「憎たらしいガキでも結構です。」
リヴァイ「お喋りは終わりだ。さあ、行け!」
ミカサ『エレン…あなたの記憶で分かったことがある…それはあなたが私たちよりずっと遠くを見ていることだ。私は置いていかれたのだろうか…でも、直に…追いついてやる!』
ミカサはナイフを心臓に刺した。自傷行為は指を切ったりするだけでよかった。だけどミカサは心臓に刺した。
ミカサ巨人「ウオアアアアアア!!」
リヴァイ「まぁ上出来だな…」
[一週間後]
ハンジ「いやぁ凄いねえ!マーレの巨人全員やっつけたんだってねぇ!」
ミカサ「ありがとうございます。」
リヴァイ「ミカサ…よくやった…」
ミカサ「ありがとうございます。」
アルミン「ミカサ…もっと喜べばいいのに…」
[数年後]
アルミン「ハァハァ…ゲホッカハッ」
ミカサ「アルミン…」
アルミン「こうなることは分かっていたんだよ…あれから13年…ベルトルトから継承した時から覚悟していた。」
ミカサ「ごめんなさい…マーレのどんな人間に聞いても巨人の力を持った人間は持った瞬間から余命13年ということしか分からなかった。どうしようもないらしい…」
アルミン「いいよ!心配しないで?ミカサは女の子なんだから笑った顔が似合うよ!」
ミカサ『アルミン…18年前と変わらない笑顔だ…』
アルミン「ミカサ…エレンの手紙は見た?」
ミカサ「手紙というか…花だけだった…」
アルミン「その花の名前。知ってる?」
ミカサ「知らない。」
アルミン「勿忘草(ワスレナグサ)って言うんだ。」
ミカサ「はっ…」
アルミン「そう。エレンは多分言葉の綾を使った感じの手紙を書いたんだよ。忘れないでって。」
ミカサ「エレン…私も絶対に…忘れないよ…」
アルミン「僕のことは、忘れてね…」
ミカサ「!!!???何故?」
アルミン「…」
ミカサ「アルミン…?」
アルミン「…」
ミカサ「アルミン!!!???」
医者「もう…ご臨終です…」
ハンジ「アルミン…もしも生きていたら私のあとをついで欲しかった…」
リヴァイ「あいつにしては…なんの爪痕も残さなかったな…」
ミカサ「…」
コニー「アルミンまで死んじまった…」
ジャン「あいつ…なんか手紙でも書いておいてくれよ…」
ミカサ「書かないと思う…アルミンは忘れてくれと言った…」
ジャン「そんな…」
[1ヶ月後]
ジャン「おい!ミカサ!最近死にそうな感じになってるぞ!?」
コニー「病院行けよ!お前までいなくなったらジャンが引きこもっちまうだろうが!」
ジャン「コニーっ!!!!!」
ミカサ「もういい…」
ジャン「お前どんどんやつれていっているぞ?」
ハンジ「私が見た感じだけど、かなりこれは精神にきてるね。」
リヴァイ「図太い女だと思ったがな…」
ミカサ「病院に行こう…」
ジャン『ε-(´∀`*)ホッ』
医者「これは…ストレスで体のあらゆるところが傷ついている。もう手の施しようがない…」
ハンジ「そんな!もう一度見てくれ!」
医者「団長さん。もう諦めてください…」
ハンジ「なっ…」
ミカサ「もう…いいんですよ…」
医者「ちょっと後で団長さんだけ残ってください。」
ミカサ「先に失礼しますね…」
ハンジ「あぁ、わかったよ…気をつけるんだよ…」
[一週間後]
ミカサ「エレンのお墓参りに行く。」
リヴァイ「骨なんてねぇぞ?お前が食って」
ミカサ「構わない。」
リヴァイ「全く…お前の考えることは意味わかんねぇよ… 」
ミカサ「そんなに心配ならあなたがついてくればいい。」
リヴァイ「仕方ねぇなぁ…」
ミカサ「私は…あなたのことを信頼している。」
リヴァイ「そりゃそうしてもらわなきゃ困る。なんせ、俺はお前の班の班長であり、調査兵団の兵士長だ…」
ミカサ「私は…あなたの悲しいぐらいに強いところも、笑ってしまうぐらいに弱いところも…大好きでしたよ…」
リヴァイ「は?」
ミカサ「エレン!アルミン!二人とも…そんな所にいたの…!?」
────────
[リヴァイ回想]
ハンジ「さっき医者に聞いたんだが…ミカサはもう助からない…彼女が残された時間を有意義に過ごすために…できるだけ彼女の希望を聞いてあげてほしい。」
リヴァイ「ちっ…面倒くせぇなぁ…」
ハンジ「それと…末期症状に幻覚が…」
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ミカサ「エレン…アルミン…会いたかった…」
リヴァイ「そこにはエレンとアルミンなんて…」
ミカサ「兵長…ありがとうございました…」
ミカサ「……………………………」
リヴァイ「おい…なんだよ…ありがとうございましたなんて…お前はそんな人間だったか…お前…俺に然るべき報いを与えるんじゃなかったのかよ…あれだけ言っといて…もしかしてこれが報いってやつか?そりゃあねえよ…明日は雨でも降るんじゃねえか?」
ハンジ「あっリヴァイおかえり。」
リヴァイ「ハンジ…ミカ…」
ハンジ「言わなくていいよ…分かってるから…」
ハンジ「ミカサは嬉しかったんじゃないか?」
リヴァイ「何故だ…?」
ハンジ「あの子…あなたに1番敵意を示していたけど…あなたに1番…憧れていたよ…」
リヴァイ「面白くねえ冗談だな…」
ハンジ「あながち間違ってはいないよ…」
ジャン「確かにアイツらしいな…」
コニー「そうだな…」
リヴァイ「おい!…お前ら…泣くか笑うかどっちかにしろよ…」
ハンジ「あなたは泣く一択だね…」
リヴァイ「うるせえよ…」
ハンジ「でもまあ、笑っておやりよ…幸せだったんだから…」
……To be continued
あとがき…!
これは一応リヴァミカじゃないよ!?
それでもいいけど!
結構今回死ネタ入れた気がする…
次回にも期待してください!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。