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第2話

黒色になるまで
40
2019/01/27 12:31
青山美月
青山美月
いってきまーすっ!








いつも変わらない毎日。

それが私の幸せだった。

そんな事も知らずに運命は訪れる。

でも、私には好都合だったかもね




















ー3年前ー
彼氏(通称すーくん)
彼氏(通称すーくん)
美月、おはよう
青山美月
青山美月
すーくん!おはよう!
彼氏(通称すーくん)
彼氏(通称すーくん)
じゃ、行こっか?
青山美月
青山美月
うんっ!
私達は去年の春に付き合い始めた。
私は彼氏なんて初めてだから嬉しくてたまらなかった。
┈in学校┈
クラスのリーダー(通称いっちゃん)
クラスのリーダー(通称いっちゃん)
おい、お前、購買行ってなんか、買ってこい
青山美月
青山美月
は?なんで?
うち、アンタの奴隷になった覚え無いんだけど
渡辺茉莉
渡辺茉莉
あんた、いっちゃんに楯突いたらどーなるのか知ってるでしょ?
早く買ってこいよ。
青山美月
青山美月
知らないよ。
ってか、自分で買ってくればいいでしょ
聞くのも疲れるから喋んないでくんない?
彼氏(通称すーくん)
彼氏(通称すーくん)
...。
青山美月
青山美月
(え?すーくん、見てるだけ?なんか、言ってよ。
彼女がいじめ?っぽいのに合ってるのに何見てるのよ!)
すーくんは、私を見て”ざまぁ”とでも言うように笑った。
青山美月
青山美月
え...。
すると、すーくんは、立ち上がって通りすがりに何かを呟いた。
彼氏(通称すーくん)
彼氏(通称すーくん)
期待しないで
私の心を見透かされたような気がした。


私は仕方なく購買へ向かった。
後ろで、色々言われてるけど、今は、そんな事より
すーくんに言われた事が頭の中を駆け巡っていた。
青山美月
青山美月
(なんで、すーくんはあんな事言ったの...。)












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