緑谷side
結局、クラウンの意向でクラウンは僕の隣に座ることになった。
どうしてだ!!
クラウンは案外、子供っぽい。
前、会った時はただものじゃない感というか...ホント、怪しい雰囲気だったのに、今はそれがない。
意図的に消してるのか、完全オフだからかは僕には分からないけど。とりあえず
相澤先生が怖いから黙っててほしいな?!?!
うっっわぁぁぁ。
この空気の中質問出来る子なんて、いないよ。
そして、クラウン。僕の方を見るの、やめてもらってもいいかな
何で僕?!
えぇっと...クラウンが無個性なのは知ってる。
目を瞑ってる理由も、なら.....
あ、あれ...もしかして僕、不味いこと聞いちゃった?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。