次の日…
高校の前…
「あのかっこいい人誰?」
「ちょーイケメン」
ギュー!!
はるかはいつも私に話しかけてきたり、ずっと横にいる笑
剛典はいっつも私に近づいてくる。
前に1回告白されたけど振った。
だけどまだ諦めてないみたい。
剛典は学校1モテる。
教室…
授業が始まった。
先生「今日の授業では今度の文化祭の出し物を決めたいと思います!」
女子「いぇーい!」
男子「いぇーい!」
先生「じゃあどんどん案だして」
男子「カフェやって女子がメイド服着るのとかどうですかぁ!!!!!」
男子「それいい!!」
男子「高野とか絶対可愛いだろ!」
女子「あんたらただことねのメイド服姿見たいだけでしょ!笑」
男子「バレたかぁ~笑」
男子「いやでもガチで見てぇ俺笑」
男子「そんなこと言うなって笑」
女子「みんなが楽しめる案だして!ね!ことね!」
別に私文化祭参加する気ないんだけど……
そして出し物は決まり、結局カフェをするっていう……
しかも女子はメイド服……
絶対参加しないから
放課後…
やっと終わった……
もうすぐつくって。
車に乗る。
広臣の目線の先を見れば私に笑顔で手を振っている剛典。
そう言って広臣は車を運転し始めた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。