第6話

E p i s o d e . 5
181
2024/04/12 23:00
  パシッ …
(なまえ)
あなた
  簡単に止めれちゃうよね .  
.
  !?!?  
  そしてお馬鹿さんが吃驚して困惑してる間に ,
素早く右手で前襟 , 左手で袖口を持って右脇に
入り込む .
  此処まで来たらもう分かるよね ??
  前方に浮かし , 肩口から投げる .
 
 
 
 
 
 
 
  ドンッ …
.
  え … ??  
  そりゃ驚くよな .
  だって , 自分よりも10cm以上背の低い奴に
背負い投げされたんだもん .
(なまえ)
あなた
  んじゃ , さいなら ~  
 
 
 
 
 
  _______________________
  《 中庭 》
(なまえ)
あなた
  ふぅ …  
  取り敢えず , 走って中庭までやって来た .
  急いでスマホを取りだし , 電源が着くか確認する .
 
(なまえ)
あなた
  良かった …  
  スマホは生きてたから , 次は服をどうするかだな …
  スカートは余り濡れていないが , パーカーが
すぶ濡れ .
  ん ~~~~
 

 
 

  よし , 屋上行くか .
 
 
 







  _______________________
  《 屋上 》
  て , 事で屋上到着 ~ 

  何で此処に来たかって  ??
  パーカー濡れた

代わりに着るものが無い

じゃあ乾かせばいいじゃん

よし , 屋上に行こう

到着
↑今此処
  って事よ . ←
  パーカーはフェンスに括り付けてれば風で
飛んで行かないでしょ .
(なまえ)
あなた
  はぁ …  
  ため息を零しながらフェンスに凭れ掛かる .





  ____ もう一度言おう .
  教師に告げ口されたら100% , 私が " 悪 " として
片付けられる .


どれだけ相手が悪くてもね .


  だから , 私は今迄ずっと " 弱い私 " を演じていたのだ .
  さっき見たくやり返すことは容易だ .
  でも , それをしないのは私が " 悪者 " になるから .


  だがさっき程は違った .
  私はもう既に " 彼奴 " の件でクソ野郎共に反撥
していた .
  つまり , チクられるのは確定してたって訳 .
  だったら暴れちゃっても良いよね ってなったから ,
  お馬鹿さんを背負い投げしてやった .
 
(なまえ)
あなた
  彼処は我慢するべきだったかな ~  
 
  … 否 , 私は " 彼処 " の名誉を守ったんだ .
  ±0 って事にして置こう …
 
  え , でも , あれは彼奴らが悪くない ??

だって私聞いたよ 「 ぶん投げても良いの ?? 」って .

それに対して何も答えが返ってきてない = ぶん投げて
良い って事でしょ ?


会話のキャッチボールをしないから私みたいな馬鹿が
勘違いするんだよ お馬鹿さん .
  あぁ ~ …  学校行きたくない … 
  でもなぁ ~  勉強ついてけなくなるのは嫌だし …





(なまえ)
あなた
  " 彼奴 " の声が聞きたいなぁ …   
 

_________ ん ??
  あれ ?  何で " 彼奴 " が ??

  え … ??
















         私は如何して" 彼奴 " の声が ,

聞きたいの __ ??

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