第7話

七限目 .
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2024/01/12 14:20









   坂本「 __で、わしら何の話しよったが
       やったっけ? 」

   「「 ……… 」」






   ギャーギャーと先生達の言い合いをまたもや
   傍観することになった私だったが、

   坂本先生の切り出した話の行先で、
   再び私の方へと視線が集まった。



   そう、最初は私の点数の話、補習の話。
   そこに服部先生が参戦して
   痔の話、
   坂本先生が馬鹿なのか阿呆なのかの話、


   そして、結局私の点数に落ち着いてしまった。




   それが今の状況。









   服部「 久坂の点数の話だったろ…
       もうお前補習でよくね? 」

   「 なんでですか!!! 」

   坂本「 そうぜよ。
       あなたの補習は数学の特権ながに! 」

   「 それこそなんでですか!! 」









   私国語満点なのに、
   この人達の日本語が理解出来ません。
   へるぷみー。











   銀八「 しゃーない……






       ___ジャンケンで決めろ 」














   もう何でもありかよ。



   じゃあ提案させてください。






   補習受けなくて良くないですか。











   ……そう口に出来る訳もなかった。





   目の前の状況を見れば。









   





   坂本「 男同士の真剣勝負…負けんぜよ 」

   服部「 忍とやろうってんなら…受けて立つぜ 」













   互いに火花を散らす_何故_二人の教師。








   ……そうして始まったのであった。









   理科と数学、どちらの補習を受けるかの









   真剣勝負 ジャンケンが__






 

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