若干困惑してませんか…? 相手がモンスターなのであれば蹴り飛ばしてくれそうですが……人間となると警戒しますよね。
自分が前に立ってあなたさんを後ろに立たせています、怪我をさせないためでしょう。
まさかあなたさんがナンパされるとは……するぐらい素敵だったということですね。
泣きながら大声で守ってくれますよ。 彼の触手であなたさんがグルグルまきにされています……少し苦しそう…。
相手が困惑しつつ逃げていくと……
守ってくれただけでも十分です。 今すぐ涙をふいてあげましょう!
後ろから物凄い圧が………男達、逃げるなら今ですよ…?! これはあなたさんも驚きです………。
彼の目はいつもより冷めています。 周りから炎が湧くぐらい怒っているのでしょうね…。 …!男達が逃げたようです。
あ………これは長時間説教パターンです。 あなたさん頑張ってくださいね……
彼の声が聞こえると思ったら……目の前に男達が居ませんけど…?!
下を見てみると男達が気絶したかのように倒れています。 まさか………ブレイズ、●してしまったとかではありませんよね?
彼、絶対に倒すと殺すの違いがわかっていませんよ……。 とにかく男達をどうするか考えなければ…
あなたさんの手に男達が触れようとした瞬間、彼が男達の手をバチンと叩きます。
無許可で女の子の手を触るなんて、そりゃあ彼も怒るわけです。 片手にはちゃんと剣が………決して●めるわけではないでしょう…
相手に剣を向けています…………彼を止めるか止めないかはあなたさん次第…!
そう思いながら無言で話している相手に向かって攻撃してきます。 ボス、ある意味無言は怖いのでやめてください。
彼の攻撃で男たちの目はグルグルです。 周りの煙が薄くなるほど彼の様子が見えてきます。
流石ボスですね、男達を完全にスルーです。 あなたさんは頭が追いつかないことでしょう……
男達…!! 後ろです後ろ………! あなたさんをナンパしている場合じゃないですよ…早く逃げないとやばい事になります……
こんなに怒っている彼は初めて見ました…。 いつものほほんとしている彼が怒っているだなんて想像できません……
少しかるーく叱られますがしっかり感謝を伝えれば元通りになりますよ。
あなたさんの後ろからひょこっと顔を出します。 ……というかいつの間に来てたんですか…?!
可愛い女の子の後ろから赤いドラゴン………男達も勝手に逃げて行ってしまいます。
彼自身も困惑してますね…。 でもすぐに遊びの事で目がキラキラになります、倒れるまで彼と遊びましょう!
彼の攻撃で男達はふわふわと浮かび上がります。 タイミングよく彼が来てくれたおかげで助かりましたね……
「ありがとう、かっこよかった」と感謝とともに褒めてあげると………
想像していた通り顔が真っ赤になりますよ。 さらに褒めると殻にこもってしまいます。
終わりです。
皆様に嬉しいお知らせがあります。
なんと………この小説で目標だった100話を達成しました!
今考えると100話って結構長いんですね……見返してみると凄く長いです………
この小説は3月頃に終わりを迎えますが……完結する前に100話達成出来て本当に嬉しい限りです。
ここまで来れたのは応援してくれている皆様のおかげです。
本当にありがとうございます!
主より。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!