第23話

どんな貴方でも愛してる。けど 🐰🐻
2,476
2022/02/20 13:44




前作公開してから2ヶ月以上経ってる…まじで申し訳ねえ…
ほんと、すんません。書きたいのがありすぎて下書きだけが溜まってくんです…

てゆーか、ほとんどグテですよね?!ここにあげてるやつ
彼らの物語じゃなくてグテの物語じゃんか…


と、まあどうでもいい話は置いといて!(リクエストいつでも待ってますよ〜😘)
こちらはリアル設定の🐰🐻です♡

自分ではジョングクにだけ塩対応だって気づいてないテテちゃんと、
なんで自分にだけツンツンなんだろ…たまには頼って欲しいのになぁ、、っていうジョングクくんのお話です!(いや、説明ざつー)


楽しんでくれたら嬉しいです♡
続くかも…??



ではスタート!!!

 








最近、僕には悩みがある。



テヒョン
テヒョン
んー、これ美味い。お前も食う?
ジョングク
ジョングク
あ、いえ…僕ちょっと減量中なんで
 


その悩みの元凶こそが、今僕の前でホットクを食べているこの人である


テヒョン
テヒョン
はぁ?また減量中なの?それ以上体重落としたらもう骨だろ
ジョングク
ジョングク
はは、もっとかっこいい姿を見せたいんで
テヒョン
テヒョン
ふーん。アミに?


あんただよ…なんて、言えるわけないよなぁ

ジョングク
ジョングク
…まあ、その辺です
テヒョン
テヒョン
その辺ってなんだよ



そう言うけれどこの人は「別に興味ありません」って顔で、目の前のホットクに夢中だ

実は僕たち、これでも付き合ってるんです。あはは、まあ告白は僕からなんですけどね…


ある日酒に酔って、勢いで告白したら

「…まあ、俺も、嫌いではないよ…」なんて曖昧に言うから、がしっと肩を掴んで「付き合ってくれるって事ですか」なんて責めるように聞けば
「別にいいけど」と言ったのである、この人は。

だから、僕達は、付き合ってる…はず、なのです



でも、付き合う前とは全く変わらず。

なんなら前よりもすこし距離があいた気がする。なぜだろうか。避けられる?もしかして、あの日のことは無かったことになってる?




…でも、そんなはずは無い。この間、ふと不安になって、ひょんに「僕達って付き合ってますよね?」と聞けば
目は合わせてくれなかったけど、「付き合ってるんじゃないの…」って言ってたから、ひょんもあの日の事は覚えてるはず


ならなぜ。なぜ、この人は僕に甘えてくれないんだ?!



ユンギ
ユンギ
テヒョンアー、メイクヌナが探してた
テヒョン
テヒョン
ん、ありがとぉ〜これ食べたら行く
ユンギ
ユンギ
またなんか食ってんのか
テヒョン
テヒョン
だって美味しいんだもん!ヒョンも1口どうぞ
ユンギ
ユンギ
おう、さんきゅな
ジョングク
ジョングク
むむむむむ…
ホソク
ホソク
ジョングガ、どーどー
テヒョン
テヒョン
何、お前も食べたかったの
ジョングク
ジョングク
…ちゃうし、ふん
テヒョン
テヒョン
なんだよ、さっき食うかって聞いたじゃん




違うよ!!!!
どうして、どうして僕には甘えてくれなくてシュガヒョンには甘えるんだよぉぉぉっ


やっぱりひょんは年上で余裕のある大人がタイプなの?
だから僕には全然甘えてくれないの?!

いっつもツンツンツンツン…デレッだよね。まあまだそのデレッを見たことがないけどさ!!


ホソク
ホソク
はは、落ち着けジョングガーこの後インタビューだぞーヒョン達に怪我させないでくれー



ガタガタ、上下に揺れる膝をホビヒョンが収めようと隣でなんか言ってるけど
僕の気持ちは全く収まらない。てゆーかなんか、辛いかも。悲しくなってきた


てひょんいひょんは僕の方なんかひと目もくれず、メイクヌナの所へ消えていったし。


ジョングク
ジョングク
…ひょん、あれが恋人に対する態度なんですかね
ホソク
ホソク
いやあ、俺にはわからんけどさ
 

ははってホビヒョンが苦笑いする
その時、前のソファに座っていたシュガヒョンが口を開いた


ユンギ
ユンギ
がっつきすぎなんじゃねえの?もうちょい引いてさ、クールにいけ
ジョングク
ジョングク
う、そう言っても…



好きな人が前にいたらがっつきたくなるじゃん!!だって好きなんだもん!

ユンギ
ユンギ
いかにも不満って顔してるな
ジョングク
ジョングク
…だって不満なんですもん
ホソク
ホソク
いやー、でもテヒョンアのあれはちょっと、直した方がいいかもね
ジョングク
ジョングク
ですよね、ですよね?!
ジミン
ジミン
あれはもう、病気ですよ病気



どこからともなく、スマホを片手に登場したあの人のソウルメイトことジミニヒョン
シュガヒョンの隣へどかっと座ってそう言った

ジョングク
ジョングク
なっ、病気ってどういう意味ですか
ジミン
ジミン
あのツンツンぶり、お前限定じゃん
ジョングク
ジョングク
がーん


うわ、がーんって生まれて初めて言ったよ。じゃなくて!
なんとなくそうなのかなーって思ってたけど、確信つかれたよ。結構辛い

悲しい気持ちがぐぅーんって押し寄せてどうしようもなくて、とりあえず隣に座ってたホビヒョンに抱きついた


ジョングク
ジョングク
辛い、悲しい、泣く、死ぬ
ホソク
ホソク
死ぬな死ぬな
ユンギ
ユンギ
でも、あいつはちゃんとお前の事好きだと思うぜ
ジミン
ジミン
そうだよ、テテはどうでもいいって思ってる奴と付き合うような人じゃない
ジョングク
ジョングク
ソウデスカ…
ジミン
ジミン
…わかった、それじゃあ緊急マンネライン会を開こう
ジョングク
ジョングク
なんすかそれ
ジミン
ジミン
ただ3人で宅飲みするだけ
ジョングク
ジョングク
はぁ…俺、ボロくそに泣いちゃうかもしんないです
ジミン
ジミン
泣け泣け
ジョングク
ジョングク
うわーん、労わってくださいよぉ〜



ジミニヒョンに泣きついて(まあ、嘘泣きだけど)文句を言っていると
雑に頭を撫でられて、離せ!って怒られた

…でも、うん、これがこのヒョンなりの優しさなんだよなぁ


なんやかんやいっつも助けて貰ってるし。こんどなんかご馳走しなきゃだな















ジミン
ジミン
第1回、マンネライン飲み会にかんぱーい!
ジョングク
ジョングク
か、乾杯
テヒョン
テヒョン
……なにこれ
ジミン
ジミン
何って、飲み会
テヒョン
テヒョン
いや、そりゃ見たらわかるよ?でもなんでこいつがいんの
ジョングク
ジョングク
ががーんっ



どうやらジミニヒョンは、「2人で飲もう」とか適当に言ってヒョンを呼んだんだろう

けどっ、「なんでこいつがいるの」とか言わなくてもいいジャン!!!じょんぐぐ、悲しい!((



ジミン
ジミン
まあ、そう言わずにさ久しぶりに3人で飯食って飲もうぜ
テヒョン
テヒョン
まあ、じみながそう言うなら…



悲しいことに、この人の基準はいつもジミニヒョンだよなあ。
はぁ…いつかその基準がジミニヒョンじゃなくて僕になる日はくるのかな…泣



ジョングク
ジョングク
ハハ、一生来なさそうだけど…
テヒョン
テヒョン
何ひとりでブツブツ言ってんの?
ジョングク
ジョングク
や、なんでもないです…ハハ
ジミン
ジミン
はい、ジョングクも飲め飲め〜!!



ジミニヒョンに言われるがまま、ソジュを飲みまくった


いやー、ソジュの悪いところって美味しいけど度数がそれなりに高いってところだよね
だってするする飲めちゃうから自分が酔ってきてることにも気づかないの。
こわいよねー

みなさんもソジュを飲む時は、すぐに酔っちゃうのでぜひ気をつけてね!(^_-)-☆









🐥side


ジミン
ジミン
お?ジョングクめっちゃ酔ってんなあ



ジョングクの目の前には空き瓶が6本ほど

さっきからテヒョンをチラ見しては、ぐふぐふキモイ変態オタクみたいに笑って
左右にゆらゆら揺れて鼻歌を歌っている

うむ。完全に酔っている


テヒョン
テヒョン
もう帰った方がいいかな
ジミン
ジミン
うん、そうだね
ジョングク
ジョングク
えぇ〜まだ飲みましょうよお



俺の肩に頬ずりしてだる絡みしてくるジョングク。
それを見たテヒョンは見るからに不機嫌そうに鼻で笑った

こいつ、意外とヤキモチ妬きなんですよ。まあ知らないのはジョングクだけでしょうけど
テヒョンも隠してるつもりなんだろうけど。バレバレなんだけどね!!!!!!!!


テヒョン
テヒョン
相変わらずジョングクくんはジミナの事が大好きみたいだね



こいついつもこれ言ってくるんだよな、俺に

いやあ、だってジョングクは可愛い可愛い弟だもん。一緒にセルカ撮ったりそれをTwi○terにあげたりしたくなるもんでしょ?


多少距離が近くなっちゃうのはしょうがないじゃん…?
でもキムテヒョンはそれに怒って嫉妬して、たまにこうやってぐちぐち言ってくんだよ

ほんっと、グガのこと好きすぎ。


ジョングク
ジョングク
あにぃ、何言ってんれすか
ジョングク
ジョングク
俺が好きなのはぁ、キムテヒョンですよ
テヒョン
テヒョン
…ふ、ふーん。あっそ
ジョングク
ジョングク
ほんまにかっこいいれすよね
ジミン
ジミン
おーおー、立ち上がるな座れ



俺の制止を無視して、ご自慢の筋肉でもって立ち上がろうとしてる

どうやらテヒョンアの隣に行きたいみたい
だけどこいつはもうフラフラで、うろちょろしない方がいいと思うんだけど…


あ、ほら机に頭ぶつけた


ジョングク
ジョングク
う、痛い…
テヒョン
テヒョン
馬鹿。何やってんだよ



と、言いつつも頭を撫でてあげるテヒョン


ジョングク
ジョングク
ひょん、すきれす
テヒョン
テヒョン
そんなの分かってる
ジョングク
ジョングク
ほんまにすき、あいしてる
テヒョン
テヒョン
わかったから…
ジョングク
ジョングク
好きすぎてつらいれす



イチャつくのは家でやってくれよな…って、あれ

ジミン
ジミン
おま、なんで泣いてんだよ
ジョングク
ジョングク
ひょんがすきすぎてつらいよぉ泣
テヒョン
テヒョン
な、泣かなくてもいいだろ
ジョングク
ジョングク
ぐすんっ、ひょぉぉおんっ…たまには、デレ見せて…




あ、寝た





テヒョン
テヒョン
…は?デレ?
ジミン
ジミン
ア、アハハ…ジョングク寝ちゃったみたいだネー…
テヒョン
テヒョン
デレって何?
ジミン
ジミン
い、いやあそれは俺もわかんな
テヒョン
テヒョン
俺がツンツンしてるって言いたいわけ?




うわー、やばい。めんどくさい

こいつも程よく酔ってるし、かなりめんどくさいぞ。この状況はかなりまずいぞ。

テヒョン
テヒョン
意味わかんない、俺がいつこいつにツンツンしてたってわけ?



いや、いつもやんか…
いつもジョングクだけに塩対応やんか…
周りのスタッフもメンバーもみんな思っとるよ…

テヒョン
テヒョン
はらたつぅ


むぅ、と口を尖らせたテヒョンアは寝落ちしたグガの鼻を潰して遊んでる(?)
可哀想なジョングガ…寝てる間に恋人に鼻を潰されるなんて…あぁ、ほら、鼻で息が出来なくてフガフガしてるよ…

ジミン
ジミン
ま、まあ…今日のところはお家に帰ったら…?



これ以上長居されたら何をしでかすかわからん、このアホカップルは

テヒョン
テヒョン
あそぉ…じゃ、かえるわ




そう言って静かに帰っていったバカップル。
(ジョングクは半分引きずられるようにドアの向こうへ消えていった)





ジミン
ジミン
…大丈夫かなあ、、




続く…?


プリ小説オーディオドラマ