第13話

ー10ー
51
2024/04/07 04:00
(なまえ)
あなた
それはさておき。この学校は7つも寮があるんですよね?
トレイ・クローバー
7つもあるってことは、あなたの地元は違ったのか?
(なまえ)
あなた
4つだけですね。
ケイト・ダイヤモンド
え、他の魔法学校?めっちゃ気になる!
(なまえ)
あなた
なら、軽くご紹介しましょうか。
(なまえ)
あなた
まず、シンボルはライオン、真紅と黄金のグリフィンドール。
寮生は大胆さ、勇気、騎士道を重んじます。
勇敢さと気高さを含む強い社交儀礼をもっています。
(なまえ)
あなた
次に、シンボルは鷲、青と銅のレイブンクロー。
知性、創造性、学力、機知を重んじます。
合理的、論理的思考で、好奇心が強い傾向があります。
(なまえ)
あなた
次、シンボルはアナグマ、黄色と黒のハッフルパフ。
献身、忍耐、正義、そして忠誠心に価値を置きます。
勤勉で誠実、努力を惜しまない傾向があります。
(なまえ)
あなた
最後に、シンボルは蛇、銀と緑のスリザリン。
野心、狡猾さ、リーダーシップ、才能の豊かさを重んじます。
抜け目がなく、社会的地位を意識する人が多いです。
デュース・スペード
あなたはどこなんだ?
(なまえ)
あなた
逆に、どこだと思います?
ケイト・ダイヤモンド
ん〜…ハッフルパフかな?献身的そうだし
グリム
ケダカサ?って感じのグリフィンドールだと思うゾ!
エース・トラッポラ
スリザリンじゃね?才能の豊かさってやつ。
デュース・スペード
う〜ん…分からないな。
トレイ・クローバー
お前ら…あなたの服を見てみろ。
ケイト・ダイヤモンド
服?
グリム
服って…青と灰色のネクタイ
デュース・スペード
裏地の青い、黒のローブ
エース・トラッポラ
鳥の紋章…
悠人
悠人
がっつりレイブンクロー。
(なまえ)
あなた
どこをどう見てもでは…。
トレイ・クローバー
それにさっきのリドルとの会話からするに
合理的、倫理的だし、俺たちが午後の授業している間
図書室で勉強してるんだろう?知性を重んじてるじゃないか。
ケイト・ダイヤモンド
あ、そーいえばね
(なまえ)
あなた
よくご存じですね。
デュース・スペード
何でそんなに知ってるんですか?
トレイ・クローバー
移動教室の時、腕いっぱいに本を抱えてるのをよく見かけるからな。
(なまえ)
あなた
そんなに目立つことはしてないはずなのですが…
トレイ・クローバー
よその生徒が掃除してるって話題になってるし、制服が違うからかなり目立つぞ。
ケイト・ダイヤモンド
マジカメでもビジュ良いってバズってるし、
多分学校中で知らない人は居ないと思うよ?
(なまえ)
あなた
ばず…?
悠人
悠人
有名になってるってことだよ。
エース・トラッポラ
バズるとか知らないの?もしかしてあなた、スマホ持ってない?
(なまえ)
あなた
すまほ…とは何ですか?
デュース・スペード
スマホ自体も知らないのか?
悠人
悠人
あなたさん、1890年の異世界から来たんだって。
全員
……………え!?
ケイト・ダイヤモンド
えっ、いまって2XXX年でしょ、てことは?
デュース・スペード
何百年も時を超えてきたのか?
トレイ・クローバー
しかも異世界…
(なまえ)
あなた
異世界に関して言えば、ユウさんもですよね?
全員
えっ
グリム
オレ様も初耳だゾ!?
悠人
悠人
まあ、言わなくても困らないし
(なまえ)
あなた
……皆さん、そろそろ授業では?
トレイ・クローバー
おっと、そうだな。この話はまた今度。
ケイト・ダイヤモンド
そだね。そろそろ行こっか。
デュース・スペード
…?あなたもそっちに行くのか?
(なまえ)
あなた
図書室で勉強するので。
トレイ・クローバー
あ、ならせっかくだし、途中まで一緒に行かないか?
(なまえ)
あなた
ぜひ。では皆さん、また。
エース・トラッポラ
おう、じゃあな。
グリム
またな~なんだゾ!






ケイト・ダイヤモンド
学校にいないのに学校の勉強か…
あなたちゃん真面目だね~、たまには息抜きしなよ?
(なまえ)
あなた
…まあ、心がけます。
ケイト・ダイヤモンド
んじゃ、オレこっちだから!じゃあね、あなたちゃん、トレイくん!
(なまえ)
あなた
はい、また。
トレイ・クローバー
授業中寝るなよ?
ケイト・ダイヤモンド
わかってるよー!
・・・。
(なまえ)
あなた
じゃあ、僕もこれで。
トレイ・クローバー
あ、待って
ガシッ
トレイ・クローバー
…!
(なまえ)
あなた
…?あの、クローバーさん…?
トレイ・クローバー
(なまえ)
あなた
え?
トレイ・クローバー
違ってたら悪いが… 女の子、なのか?
(なまえ)
あなた
そう、ですけど
トレイ・クローバー
 ここ、男子校だぞ?
(なまえ)
あなた
へぇ…………














ん?
(なまえ)
あなた
……そうだったんですか?
トレイ・クローバー
その様子だと、知らなかったみたいだな。
(なまえ)
あなた
はい、全く。
トレイ・クローバー
 学園長は何をしているんだか…誰にもそのことは言っちゃ駄目だぞ。
何か困ったこととか問題があったらすぐ俺を頼れ。いいな?
(なまえ)
あなた
わかりました。
トレイ・クローバー
あと、週末に朝から何でもない日のパーティをやるんだ。もしよければ来てくれ。
(なまえ)
あなた
週末ですね、開けておきます。
トレイ・クローバー
…よし、それじゃあな(笑)
(なまえ)
あなた
はい、それでは。




どうりで男の人しか居ないわけですね…










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