第35話

thirty-three , 33
302
2024/04/13 15:16
- sana side -
さな達がいつも飲み会をしている居酒屋の扉を開けて足を踏み入れると今日も元気よく大将が挨拶をしてくれる 。
「 さなちゃん達いらっしゃーい ! 」
sn
sn
 大将さん ! 
 席 、 どこ空いてますか ? 
今日は金曜日だからって言うのも相まって 、 席はほぼ満席状態 。

さなの視点から見るに 、 空いてる席は見当たらなかったから大将さんに空席はどこかと聞く 。
「 今日もさなちゃん達来ると思って 、 
  奥の席空けといてるよ ー !! 」
sn
sn
 わ 、 やった ! 
 有難うございます 〜 、 笑 
さなは1人でもよくここに来るから 、 もう常連さん 。あなたの下の名前ちゃん達もなんだけどね 。 笑

だけど 、 こうやってわざわざ席を空けておいてくれるのはなんだか特別扱いのような気がして嬉しく感じる 。
mm
mm
 うちら 、 特別扱いされてる 
 みたいやな 。 笑 
(なまえ)
あなた
 ね 、 なんか嬉しい 。 笑 
sn
sn
 わかる 。 笑 
ももりんもあなたの下の名前ちゃんも 、 同じことを思っていたみたい 、 3人で他愛もない話をしながら奥の席へと向かう 。
席に着いてメニューを開く 。
sn
sn
 飲みものどーする ? 
(なまえ)
あなた
 いつものでいいかな 。 
mm
mm
 うちも 。 
sn
sn
 よな 、 食べ物は後からでも 
 頼めるし今はええか 。 
(なまえ)
あなた
 うん 。 
さな達のいつものと言うのは 、 あなたの下の名前ちゃんがレモンサワーでももりんとさなが生ビール 。
sn
sn
 すいませーん ! 
 注文いいですか ー ? 
「 はい ! お待たせしました 。 」
sn
sn
 えっと 、 レモンサワー1つと 
 生ビール2つで ! 
「 レモンサワーと生ビールお2つですね 。 
  少々お待ちください ! 」
さな達の注文をメモ用紙に書いて 、 店員さんは大将のいる厨房へ行った 。

こういう飲み会の場ではさなが大体仕切るタイプ 。
mm
mm
 そういや 、 あなたの下の名前って 
 いつもレモンサワーよな 。 
 なんでなん ? 
sn
sn
 それ 、 さなも知りたかってん 
(なまえ)
あなた
 あー 、 この前サークルの飲み会で 
 生ビール頼んでみたんだけど 、 
 味が好きじゃなくて 。 笑 
mm
mm
 なるほどな 、 
sn
sn
 生ビールの味好きじゃない人 
 結構居るみたいよな 。 
(なまえ)
あなた
 らしいね 、 なんか苦くて 
 あまり好きじゃない 。 
注文が来るまで3人でまた他愛もない会話を繰り広げること数分 。
「 お待たせしました ー ! 
  レモンサワーと生ビールお2つです ! 」
さな達の前にくっつけられて置かれた3つのジョッキをそれぞれ手に取る 。
sn
sn
 今日もおつかれ !! 
mm
mm
 おつかれ 〜 。 
(なまえ)
あなた
 お疲れ様 ー ! 
さな達は乾杯とは言わず 、 いつもおつかれと言って飲み会をスタートさせる 。

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