第8話

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2024/04/20 09:45
そ〜なんだ!全然いいよ
渡辺翔太
渡辺翔太
いろいろしてもらったのにすみません
またなんかあったら言って?家だけのことじゃなくてもね。てか、喧嘩でもしてたの?
渡辺翔太
渡辺翔太
あっ、そういう訳じゃ…
まぁ、いいよ笑
渡辺翔太
渡辺翔太
もうすぐ誕生日ですよね、
その時何かお返しを…
よく知ってるなぁ!?流石だね。そ〜だなぁ
渡辺翔太
渡辺翔太
何でも言ってください、何でもします
渡辺翔太
渡辺翔太
先輩?
突然、先輩に距離を縮められた。



グィッ
渡辺翔太
渡辺翔太
っ!?
なんでも?
渡辺翔太
渡辺翔太
え…、あ、はい
何かを企んでいる様な笑みを浮かべたと同時に、先輩の右手は俺の左頬に伸びていた。


ぎゅっ
渡辺翔太
渡辺翔太
いっ!?
ふふっ笑、今度食事に行くっていうのは?
渡辺翔太
渡辺翔太
ひ、ひいでふよ
よしっ、決まった
パッと頬から手が離れた。
じゃ、俺の誕生日付近で日にち合わせよ
渡辺翔太
渡辺翔太
あ、はい
今日はお疲れっ
渡辺翔太
渡辺翔太
お疲れ様でしたー
急に仲良くなった?

…という不思議な関係性の様な気がする。

共演が多いわけでもないし、話をしたことが頻繁にあったわけでもない。

でも、俺にかなり良くしてくれている。

大きな理由はわからないけれど、先輩方に気に入られて損することはない。

まぁ、いっか。





少しの違和感というものは、早めに解消しておくべきだ。

俺は馬鹿だったと、この後思い知ることになる。
また順位上がりました!本当に感謝です🥲

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