あれから、驚きすぎて我々忘れ
突然家の中に現れた不審者を撃退しようとしたら
よくよく見れば師匠ということが判明した
吃驚しすぎて我を忘れ殴りかかろうとしたことは
師匠に土下座したい程謝りたい、が!!!!!
勝手に人の家に入ってくることはどうなんだ!
住居不法侵入では?????!!!!!
自由意志の証明って師匠言ってるけど、
やっていい自由意志とやっちゃいかん自由意志が
この世にはあるぞ?????!!!
と、現在進行形で私はお怒りモードである
そう言いながら、私は吃驚して適当な場所に
置いてしまっていた鞄を
師匠を座らせている居間へ持ってくる
師匠は私に予定があることを知ると、
顔を暗ませ深刻そうな顔をした
そして俯き私に相手を尋ねてきた
私は陽気で愉快な気分で高揚していたので
師匠に微笑みながらくるりと一回転し
喜びを表した
その瞬間、師匠は孔子を開き
間をおいて、聞いたことがないような
恐ろしく低い声を出し私を見つめていた
N E X T →
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。