???side
暗い廊下
壁には蝋燭がかけてある
僕の知っている廊下より縦も横も数回り広い
コツコツと靴底の音が響く
辺りはシンとしている
白髪で身体が大きく
鷹のような足をしていて耳がとがっている
とても人間とは思えない
誰だろうか
よく分からないので無視をした
本能のまま、歩いて行く
歩いていくととある部屋?の前に着いた
ゆっくりと扉を開ようとする
見覚えのある少年
背が小さく和風な服を着ており顔は隠れている
でも誰かわからない。
彼?の後ろから3、4人程小走りで走ってくる
一目で人間では無いとわかる。
自分が何者なのかも思い出せない
確か、誰かを探していたような気がする
誰だ?
首を横に振る。
やがて4人がこちらへ着く
“私は……”
“(なまえ:名字) あなた”
“僕は(なまえ:名字) あなた!
ほかの何者でも無い
俺は…!あなたなの……!暗い、怖い”
そうだ…私は……
暗闇から解き放たれる。
目の前にはロボロ達がいる
狐につままれたような顔をして私を見ている
スカートのポケットからスマホを取りだし
ロ兄鬼の時の立ち絵を表示させる
正直、一致して欲しくなかった
なんで海くんが?
どうして……?
足元からズズっと音がする
足元のそれと目が合う。
夜(フルフルのところ)
個室
自室
匂いは……ついてない!良かった
寝よ
……また会えないかな
ふわふわとしている心地
足元にはアイビーが生い茂っており
チラホラとジニアの花も咲いている
私の姿は結構昔の姿だ
希の体温が伝わって来る、うわ〜暖かい……
抱き締めて、頭を撫でてくれる
いつもの希より暖かく優しさを感じた
兄のように暖かい言葉
そして包み込む優しい匂いで
夢の中でまた眠りに落ちる
アイビー:友情
ジニア:絆、遠い友を思う
良い夢であり
今日は朝から気分がいい
まだ微かに優しい匂いと暖かさが残っている気がする
心地の良い夢だった
現在時刻は午前5時
何となく食堂に向かって料理をしようと思う
食堂
ロビン先生がもういるならいいや
てかあの人いつ寝てるんだろ
椅子に座り、机に突っ伏しながら
朝食の支度をするロビン先生を見ていた
寝起きだからか眠気が襲ってくる
自然起床できたとはいえ
普通に眠い
食堂だし誰か起こしてくれるだろうと
また眠る
気がつくとまたアイビーとジニアのある空間
落ち着く匂いがこの空間に満ちている
希の近くにしゃがみ
顔を眺める
顔立ち整ってんな
頭がふわふわする
先程と同じく優しい匂いに包み込まれ
体温のせいなのか空間のせいなのか
あたたかい。どうせなら
ずっとこのままでいたい程
どれ程経った頃だろうか
ツムル先生に起こされた
……まだほんのり暖かいなぁ
もういいや
学校から帰ったら
部屋を造花で満たしてやる……
ご飯食べて準備するか
学校
あ、ロボロだ
匂いが違った……?
ろいやるわん
……はーーー?
え、え?私ヤバくない!?
改めて告白しようと思ったけど
すっごく恥ずかしくない!?
大丈夫かな!?
顔、緊張してなかった!?
はーーー…絶対今顔赤い
誰にも顔見せれへん
飛ばして放課後
来てくれるかなぁ……
……覚悟…決めるかぁ
うわーーッ目見て話せへん!
え、はっず!?くそ恥ずい!!
そう言うとロボロは私の片手を取り
暖かい両手で私の手を優しく包み込んだ
もう無理…すっごい恥ずかしい
顔真っ赤よ……
ショッピくんや!?
入団届書いてて良かったーー……
(師団所望のところは旧我々師団って書いた)
※ぜってぇリアル年齢ちゃうやろって指摘は
受付けておりません(この小説は作者の妄想なので)
あと本編で言ってた事と若干ちゃう!
って指摘も受付けておりません(By作者)
(1回怒られた方がいいかもしれない)
どっかの森(?)
三童帝……
三童帝って思ったなんて言えない…w
今更なプロフィール
作者のイメージ的に魔界では
rb<あなた<sho達
って感じだったらいいなって思ってます
作者:このくらいかな?
設定混み混みしちゃった……←(設定厨)
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!