あなたは約束時間より早めに着いた。
何かないかなーと考えていると、今朝女子生徒から貰った箱がポケットの中にある事に気がついた。
あなたは今なら独りだし良いかなと思い箱を開ける事にした。
すると、中から何かが飛び出してきた。そして、あなたの目の前で形を変えると黒いものになった。
目の前にはディメンターが現れ、あなたは腰を抜かしてその場に座り込んだ。
誰かがそう唱えるとディメンターは弱まり、箱の中に閉じ込められた。
あなたは気を失った。
次、目覚めるとそこは医務室の天井が見えた。
目を擦りながら起き上がるとベッドの横の椅子にはルーピン先生が座っていた。
ルーピン先生は闇の魔術に対する防衛術の先生。つまり、あのディメンターはルーピン先生が追い払ってくれたのだと直ぐに理解した。
ルーピン:『あれは本物のディメンターではないよ。本物のディメンターはもっと恐ろしい物だ』
ルーピン:『真似妖怪ボガートだよ、君の恐れていたものはどうやらディメンターのようだね。』
あの時の列車の事を思い出した。
ルーピン:『そうか、君もか。いいだろう、でも今はしっかり休暇渡ってからだね。これ食べると良いよ』
ルーピンはあなたにチョコを渡した。
ルーピン:『そうだ、女子生徒2人の事は既にマクゴナガル先生に伝えておいたから安心して。』
あなたはルーピンにお礼を言った。
ルーピンはマダムポンフリーに後を任せると女子生徒2人の事について用事があるので医務室を後にした。
あなたは腕を広げで何もない事を2人に確認させた。
ぎゅっ。
あなたは焦りながら今にも何をしでかすか分からない2人に抱きついた。
あなたからその言葉を聞いた2人はニヤニヤが止まらなかった。
あなたは負けたという事にプライドが許せなかったが、「こうやって2人と一緒にいれるならたまには良いかも…?」と思ったのであった。
本当にごめんなさい。
最近忙しくて全然書けていなくて、本当はもう一本出す予定でしたが今日はこの一本まででお願いします🙇♀️
来週はこんな事ないようにするので今日だけどうか許してください。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!