@ショッピングモール
ココは超がつくほどの高級ブランドがテナントのショッピングモール。
セレブは店員に目を付けられると買うまで出てこれない。
店員((いらっしゃいませ。
店員((いますよ。お呼びしましょうか?
私の視線の先には綺麗な赤色のピンヒールが。
見惚れているとぐうが
ぐうは軽く頭を下げる。
じみんは服とピンヒールを入れた黒と白のシンプルなデザインの紙袋を私に渡した。
私は手を振り、じみんと別れる。
返事をする前にぐうは私の荷物を持つ。
店員((お嬢様!こちらいかがでしょうか!とてもお似合いですよー
その店員の手にはシンプルだけどすごく可愛いピアスが。
私が足を止めた瞬間、店員にロックされる。
どうする。止まる?止まらない?
私はそのまま過ぎ去った。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。