しげメインとなっております . 🔞( 微
私の前には脚の短い机、机の前から少し離れ
テレビがある。
今日も旦那は会社での飲み会で遅くなるらしい
ちょっと寂しい気持ちと1週間の疲れを取り除く為に
1人で酒を呑む
あなたの下の名前「 あー…疲れた。」
私はそう言うとまた呑む
お笑い番組を見ながら、くすっと笑いながら、
またお酒を呑む
金曜日くらい…
明日土曜日だし、潰れても大丈夫
1杯目、2杯目と飲み進めていく
飽き性な為
同じお酒は飽きるので違うお酒を用意していた
それからまた3杯目…と飲み進めていくうちに
机と一体化していく私
もう体も限界なのか、まぶたが重い
寝よう…と立ち上がった瞬間
ピンポーンとインターホンが鳴る
ふらふらとしながら歩き玄関のドアを開ける
重岡「 〜ん、ただいま、ぁ。 」
顔を真っ赤にし壁にもたれかかっている旦那が
今日も目の前に現れる
あなたの下の名前「 また酔ってるやん、笑 」
重岡「 うっさいわぁ笑
んなこと言う自分も顔真っ赤やん 、笑 」
あなたの下の名前「 飲みすぎた、笑 」
重岡「 へぇ、笑 」
重岡「 酒弱いのになぁ笑 」
あなたの下の名前「 うっさい、はよ風呂入りーや笑 」
お互い酔っているのか発す言葉がふにゃふにゃ、
重岡「 風呂ええわ、あなたの下の名前と飲む 」
あなたの下の名前「 あほ、こんなべろべろやのに?笑 」
重岡「 たしかになー 」
あなたの下の名前「 話聞いてる、ん… 」
「話聞いてる?」と疑問を投げかけようとした私の唇は
彼によって塞がれていた。
彼の右手がが私の頭の後ろ、左手が私の右腰に移る
重岡「 ふ、笑
めっちゃ体熱いやん、笑 」
あなたの下の名前「 酔ってるから! 」
重岡「 俺にドキドキしたんちゃうん? 」
あなたの下の名前「 ちゃう! 」
重岡「 へー笑、」
重岡「 じゃあもっと 」
重岡「 心拍数あげたるわ。 」
そう言うとまた彼は私の唇に自分の唇を重ねる
彼の目は真っ直ぐで、
さっきの柔らかい表情とは違う
今日もまた新しい彼を知る夜になりました。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。