舘さんへ、電話する。ココ最近のイタズラの一件を話した上で、しばらく2人ともシェアハウスへ避難できないか?と
打診した。
2ヶ月後分譲マンションへ引越しの予定があることは伝えた。
二つ返事でOKを出してもらった。
マンションへ戻ると、あなたが荷物を詰めていてくれた。
車に荷物を積むと、
スーパーによって舘さんに頼まれたものを買い出ししてからシェアハウスへ向かう。
シェアハウスの鍵を開けると慣れた感じで食材を入れていく。
2人で一緒に昔の部屋に行こうとしたら、涼太くんに止められた。
ちょっと睨むあなたと、おちゃらける2人。
舘さんは、涼しげな顔で、仕方ないか·····。って顔
俺は舘さんの部屋まで連れてこられると部屋に入って、
狼狽えてると、ベットサイドの小さなチェストから、小さめの箱出してきて手渡してきた。
手渡された箱の中身は·····避妊具。夫婦だといえど、あなたは就職したばかり。マネージャーの仕事にやりがいがある。それを邪魔したくないという舘さんの兄心。
あなたの部屋に向かって歩いていると眠くなってきて、
部屋に入ってベットに入るともう既にあなたが寝ていて、抱きしめて眠りについた。
久しぶりにインターホンに邪魔されずぐっすり眠ることが出来た。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。