第22話

避難
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2024/04/27 09:52
宮舘涼太
「もしもし 阿部ちゃん?どうした?」
阿部亮平
お願いしたいことがあって。
舘さんへ、電話する。ココ最近のイタズラの一件を話した上で、しばらく2人ともシェアハウスへ避難できないか?と
打診した。
2ヶ月後分譲マンションへ引越しの予定があることは伝えた。
二つ返事でOKを出してもらった。

マンションへ戻ると、あなたが荷物を詰めていてくれた。
車に荷物を積むと、
スーパーによって舘さんに頼まれたものを買い出ししてからシェアハウスへ向かう。

シェアハウスの鍵を開けると慣れた感じで食材を入れていく。
(なまえ)
あなた
あ、またミネラルウォーターばっかり!もぉご飯どうしてるんだろう? 
渡辺翔太
おっ、来た?おかえりあなた
(なまえ)
あなた
きたじゃないよ?ご飯ちゃんと作ってた?
なんで水しか入ってないの?
宮舘涼太
買い物行ってないから笑。部屋はずっとそのままだから。
空気の入れ替えはしてあるから、ゆっくりしておいで。
2人とも寝てないでしょ?
阿部亮平
ありがとう·····。
佐久間大介
あなたも、シャワーも浴びといで?お風呂ですらゆっくり出来なかったでしょ?
(なまえ)
あなた
うん、でもまずは寝たい。亮平くん、寝ようか·····。
阿部亮平
そうしようか?
2人で一緒に昔の部屋に行こうとしたら、涼太くんに止められた。
宮舘涼太
ちょっと待なさい。結婚したとはいえ部屋は別。変なことしちゃダメ。
(なまえ)
あなた
いや、無理。
阿部亮平
もぅ、夫婦だし。
佐久間大介
ハレンチぃー。
渡辺翔太
イヤーン
(なまえ)
あなた
うるせえよ?
ちょっと睨むあなたと、おちゃらける2人。
舘さんは、涼しげな顔で、仕方ないか·····。って顔
宮舘涼太
変なことしちゃダメだからね。あと阿部ちゃんちょっと来て。
阿部亮平
え?えー。あなた
俺は舘さんの部屋まで連れてこられると部屋に入って、
狼狽えてると、ベットサイドの小さなチェストから、小さめの箱出してきて手渡してきた。
宮舘涼太
ん?これ。
阿部亮平
え?これ·····。舘さん?
宮舘涼太
俺にだって恋人はいるよ。あべちゃんも知ってるあったことあるし。
翔太にも、大介にも、内緒ね?
手渡された箱の中身は·····避妊具。夫婦だといえど、あなたは就職したばかり。マネージャーの仕事にやりがいがある。それを邪魔したくないという舘さんの兄心。 

宮舘涼太
疲れ何とかってあるからね。襲わないで。
まだ仕事させてあげたいんだ。
阿部亮平
分かってるよ。分かってるからさ。ちゃんと。
計画的にさ。今の状態では無理だよ。
あなたの部屋に向かって歩いていると眠くなってきて、
部屋に入ってベットに入るともう既にあなたが寝ていて、抱きしめて眠りについた。
久しぶりにインターホンに邪魔されずぐっすり眠ることが出来た。

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