ジェシーside

今日はあなたちゃんだけお仕事がある日で、

俺は家でゆっくり過ごしていた。

すると、

ﾋﾟｺﾝｯ

ジェ「んー？あっ、あなたちゃんだ、」

愛しの奥さんからLINEが来た。

ジェ「お願い…？」

ジェ「…ｯｯｯ…そんなのいくらでも行きますよ〜!!!!!」

こんな事でわざわざお願いだなんて、

あなたちゃんってほんとに真面目だなぁ。

OK、とスタンプが来たのを確認して、

コートを羽織って家を出た。

ジェ「あ、居たっ！」

スタジオの前で待ってるあなたちゃんを見つけ、

俺は急いで走って行く。

『…っ、！』

俺に気づいたあなたちゃんは、

パッと笑顔になって手を振る。

その笑顔、昔から大好き。

ジェ「…お待たせ！」

『早かったね。ありがと』

ニコッと笑って俺の手を繋ぐあなたちゃん。

そんな彼女を見て俺は、

ちょっとした違和感を感じた。

ジェ「……なんかあった？」

『え、？』

ジェ「いや、何もないならいいんだけどね。普段は俺から手繋ぐのに、今日はあなたちゃんからだし」

『それだけ？』

ジェ「んーん。あと俺にお迎え頼むのも、珍しい。いつもマネージャーに送って貰うでしょ？」

俺が思ったいつもとの違いを話すと、

『…バレちゃうもんだねぇ、笑』

そう言って困り眉で笑った。

ジェ「何？お仕事上手くいかなかった？」

『うん。結構失敗しちゃった』

その後のあなたちゃんの話によると、

撮影でミスが何度も続いてしまったのと、

プロデューサーに結構怒られたらしい。

『私だけのミスじゃないけどね…』

そう言って悔しそうにするあなたちゃんを見て、

俺は1つ、提案をした。

ジェ「…ねぇあなたちゃん」

『ん？』

ジェ「帰りにさぁ、コンビニ寄らない？」

『…いいね』

ジェ「でさ、2人ともカゴいっぱいお菓子とか色々入れて買って、帰ってそれ食べながら映画見ようよ」

俺が一人暮らしの時にやってたリフレッシュ方法。

喜んでくれるかな…と思ってると、

『最高じゃん。ねぇ早く行こうよ！』

そう言って俺の手を引いてコンビニへ走っていった。

ジェ「HAHAHA!!!いいねぇ！！行こいこ！！」

さっきまで落ち込んでたあなたちゃんは、

今はにっこにこで俺の手を引いてる。

それがすっごく嬉しくて、

なぜか俺の方が笑顔になっていた。

遭遇情報

3/30


東京
××

SixTONES
ジェシー
常盤あなた

都内のコンビニで大量のお菓子を買っていたそうです。