第32話

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1,810
2024/03/29 00:34
あなたside


……全部見透かされちゃってたな……
(なまえ)
あなた
グスッ……ありがとう……
蓮(7男)
蓮(7男)
うん(*^^*)
(なまえ)
あなた
……話してもいい?
蓮(7男)
蓮(7男)
もちろん
(なまえ)
あなた
……さっき亮平とお風呂に入って、私の傷跡を見せちゃって、嫌だったかなって思って……一瞬亮平が苦しそうっていうか、顔を歪めてたし、目を逸らしてたから、やっぱり嫌な思いさせちゃったなって……
でも亮平、優しいから、元気に話しかけてくれて。なんか無理させてるかなって思って、亮平が無理してるかもって思うと、にぃにたちにも無理させてるのかなって考えちゃって……
蓮(7男)
蓮(7男)
そっか……ごめんな
そう言い背中をさすってくれる。
(なまえ)
あなた
でも大丈夫!
ありがとう(*^^*)
蓮(7男)
蓮(7男)
うん、わかった。
もう寝な?夜遅いから。
明日、学校だろ?
(なまえ)
あなた
うん(*^^*)
おやすみ……!
照(次男)
照(次男)
あなた〜
辰哉(長男)
辰哉(長男)
入るよ〜
蓮(7男)
蓮(7男)
あ、じゃあ、俺も寝るね?
おやすみ(*^^*)
そう言い私の頭を撫でて部屋から出ていった。
辰哉(長男)
辰哉(長男)
今から寝るところ?
(なまえ)
あなた
うん(*^^*)
辰哉(長男)
辰哉(長男)
そっか、おやすみ(*^^*)
照(次男)
照(次男)
おやすみ(*^^*)
(なまえ)
あなた
おやすみ……(*^^*)
そして私は眠りについた。
康二(3男)
康二(3男)
あなた?あぁ、家政婦のこと?
翔太(5男)
翔太(5男)
家政婦って言ってるだけまだ優しいよなw
涼太(4男)
涼太(4男)
それは言えてるかもw
ラウール(8男)
ラウール(8男)
だってさ、急に体調悪くなったりとか、そういうの迷惑なんだよね
照(次男)
照(次男)
てかなんで体が弱いのあなたじゃないんだろうな
大介(6男)
大介(6男)
ほんとに!
あなたがああなればよかったのに
辰哉(長男)
辰哉(長男)
お前ら、やめろよ!そう言うの!
翔太(5男)
翔太(5男)
……は?
亮平
亮平
そうだよ!!
ねぇねのことも少しは考えてよ!
康二(3男)
康二(3男)
……何言うてるん?w
蓮(7男)
蓮(7男)
……いい加減にしろよ!!!
涼太(4男)
涼太(4男)
蓮?どうしたの?
蓮(7男)
蓮(7男)
どうしたのじゃねぇよ!
お前らがいつもそうやって扱ってるせいで……!!
照(次男)
照(次男)
生意気なこと言ってんじゃねぇぞ
大介(6男)
大介(6男)
俺ら別に間違ったこと言ってなくない?
やめて……やめて……私のせいで……家族が……























壊れる……
(なまえ)
あなた
はぁ!ッ……ハァ……ハァ……ゴホッ ゴホッ……!
照(次男)
照(次男)
あなた!大丈夫か?
落ち着いて……
辰哉(長男)
辰哉(長男)
今見たのは夢、夢だから
(なまえ)
あなた
ゴホッ ゴホッ……ハァ……ハァ……ウッ……
照(次男)
照(次男)
にぃにの真似するんだよ?
スー……ハー……
(なまえ)
あなた
スーッ、ハァ……ゴホッゴホッ……ウッ……ゴホッ……
照(次男)
照(次男)
スー……ハー……
(なまえ)
あなた
ハァ-……ゴホッゴホッ……ウッ……ヒューッ……ハァ……ハァ……
いつもみたいにやろうとするが、今回は夢が夢なだけに上手くできない。

私だけが言われるのはまだいい。

でも、家族の中が壊れるのは……嫌
照(次男)
照(次男)
……上手くいかないな……
辰哉(長男)
辰哉(長男)
照、ちょっといい?
あんまりやりたくなかったんだけど……
バン!!(あなたの耳元で大きく手を叩く)
(なまえ)
あなた
ッ!!……はぁ……はぁ……ふぅ……
辰哉(長男)
辰哉(長男)
……落ち着いたか……
照(次男)
照(次男)
ふぅ……(焦った……)
(なまえ)
あなた
あ……照にぃ、辰にぃ、ありがとう
辰哉(長男)
辰哉(長男)
大丈夫だよ(*^^*)
照(次男)
照(次男)
まだ寝れる?
なんだかんだで4時だけど……
(なまえ)
あなた
……起きてようかな……
(なまえ)
あなた
あのっ
辰哉(長男)
辰哉(長男)
なに?(同時)
照(次男)
照(次男)
なに?(同時)
(なまえ)
あなた
……眠かったら寝てていいんだけど……一緒に話して欲しい……かも……
照(次男)
照(次男)
(*^^*)なぁんだ、そんなことか〜
辰哉(長男)
辰哉(長男)
もちろん!話そ?(*^^*)
辰にぃ、照にぃside


最近、あなたがわがままを言ってくれるようになった。

俺らは、それだけでも嬉しいよ……あなた。

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