前の話
一覧へ
次の話

第1話

新しい家
36
2023/03/02 07:32
私はあかり。中学一年生。
両親が仕事で長期間海外出張することになったので一人暮らしをすることになった。
今、私はお父さんにもらったメモを頼りに新しい家に向かっている。
佐久  あかり
佐久 あかり
えっと、ここだよね?
お父さんにもらったメモと同じ住所の家を見つけた。広くて、一人暮らしをするにはあまり向いていないように思えるなあ。
見た目は三階建てで、壁は白色、屋根は黒色の普通の一軒家だ。
佐久  あかり
佐久 あかり
広い…もしかして家、間違えちゃったのかな?
私がどうしようか、と周りをキョロキョロ見ていると家の前に看板がたててあることに気づいた。
佐久  あかり
佐久 あかり
シェアハウス……「アクロ」?
シェアハウス「アクロ」ってなんだろう。シェアハウスって確かたくさんの人が一緒に住むところだよね。私はてっきり一人暮らしのつもりだったんだけど。
東海   あきら
東海 あきら
あっ君もしかして佐久  あかりさんですか?
家からでてきた男の子がそう言った。
シェアハウスの住人だろうか?
なんで私の名前を知っているんだろう。
そんなことを思っていると、
東海   あきら
東海 あきら
あの…あかりさんですよね?今日入居予定の。
佐久  あかり
佐久 あかり
あっ。はい!そうです!佐久  あかりです。
あれ?なんで私のこと知ってるんだろ?
佐久  あかり
佐久 あかり
あの。なんで私の名前知ってるんですか?それに今日ここに来ることも。
東海   あきら
東海 あきら
あれ、知りませんでしたか?以前、あかりさんのご両親が入居手続きをしにきたんですよ。
なるほど!それで私のことを知っているんだ。
出張前にお父さんとお母さんが忙しそうにしていたのもそれが原因だったんだ。
東海   あきら
東海 あきら
まあ、立ち話もなんなので家に入りませんか?
佐久  あかり
佐久 あかり
あっ。そうですね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

作者
作者
こんにちはちくわです。更新、内容など初作品なので不自然だと思いますが、温かい目で見てもらえると嬉しいです。よろしくお願いします。

プリ小説オーディオドラマ