第9話

‹ 7 › 調査兵団。
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2024/01/04 10:10
 あなたの下の名前 side





 三輪「 …そういえば、名前を教えてなかっ
 たな。 」




 三輪「 俺の名前は三輪秀次だ。
 お前の好きなように呼べ。 」





 あなたの下の名前『 三輪さん… 』













 米屋「 んじゃ次俺で ‼ 俺は米屋 
 陽介 、 陽介でいーよ 」





 あなたの下の名前『 陽介君、ですね。 』











 奈良坂「 俺は奈良坂透だ。
 好きに呼べ。 」



 あなたの下の名前『 じゃあ…奈良坂さんで。 』











 古寺「 僕は古寺良平です。 
 多分、年上の方…ですよね ?  
 宜しくお願いします。 」





 あなたの下の名前『 古寺君…で 
 良いのかな ? 宜しくね。 』






 米屋「 ところでお姉さんの 
 名前は ? 」






 あなたの下の名前『 私 ? 私はあなたの下の名前・イェーガー。 
 宜しくね。 』



















 そう私が名前を言うと、四人はとても         
 驚いた様子でこちらを見てきた。












 あなたの下の名前『 …何か問題でも ? 』






 三輪「 いや…名前は外国人のようだが、 
 日本語を話してるから少し違和感がな。 」







 あなたの下の名前『 そうなんですか ?  
 私の周りの子達もこのような名前 
 だったので… 』

















 そんな事を話していると、 
 あっという間に上層部… ? という人達が 
 居る部屋に着いた。











 三輪「 失礼します。連れてきました。 」











 「 …御苦労。 」












 そう言ったのは顔に傷が付いている、 
 お偉いさんであろう人。











 「 すまない。我々の勝手ではあるが、 
 君の事について知りたいんだ。 」







 忍田「 紹介が遅れたな、私は忍田だ。  
 ボーダーの本部長を担当している。 
 まだ分からない事が山程あるだろうが、 
 是非とも私達を頼って欲しい。 」




 あなたの下の名前『 忍田…本部長ですか。 
 宜しくお願いします。 』









 …優しそう、この人。
 ハンネスさんみたい。









 城戸「 …私は城戸だ。ボーダーの 
 最高司令官をしている。 」


















 最高司令官…って事は、
 一番偉い人って事ね。





 ピクシス司令みたい感じの。


















 城戸「 …君の名は何と言う。 」


































 その一言が、私の思い出を蘇らせた。







 私が訓令兵の時、キース教官が聞いてきた。







 ″ お前の名は何だ ″























 …そう思い出すと同時に、不意に口から 
 言葉が漏れていた。














 あなたの下の名前『 …私は、調査兵団兵士長、 
 あなたの下の名前・イェーガー。
 私は、巨人滅亡と共に自由を手にする為、 
 心臓を捧げると誓った兵士だ。 』







 

 ___それを言い終える頃には、
 敬礼をしていた。

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