タヒネタ、カップリング要素あり。
苦手な人は回れ右で,
《 逃走者 じゃぱぱ視点 》
やべぇ。やばい。やばいやばいやばい!!!
のあさん達と離れたものの、めっちゃ怖い!!!
それもそのはず,後25分切った&残りの逃走者が3人!!!
これ確定でタヒぬじゃん!?!?
…いや,一旦落ち着け俺…。
今まで俺が落ち着かなかったせいで皆が…ッ…。
いやいや,今は考えないことにしよう。
生きれればそれでいぃ……のか…?
たっつんって追跡者だよな?
つまり,,,俺が生き残るとたっつんがタヒぬっていう地獄のルート!?!?
嘘…ヤダよ…?
俺たっつんにはタヒんで欲しくないもんッ!!
どうすりゃいいの?コレ。
しばらく歩いた。
うん。あの黄色いサラサラな髪,愛おしい眼t((
なんて言ってる暇じゃない!!!
あれたっつんだよね…
な~んで対面しちゃうかな…。
会いたくなかった…。たっつんのタヒぬ所を見るか,
俺がタヒぬことになっちゃうから。
たっつんに流石にコロしてもらうってのは頼めないから、タヒぬなら自サツしなきゃな…
無理…そんな度胸ない…。
会話が続かない。
続く訳が無い。
たっつんは俺を見てから顔が青ざめたんだから。
きっと,俺に会いたくなかったんだろ~な~……、
たっつんが毒でタヒぬ、ってことは無いようにしないとね。
まずは…逃げるか。
いつもの様に俺は少しふざけながらボケると,
たっつんは驚いたようだ,声を上げた。
なんの話すっかな~……多分最後になる話。
後ろを振り返るとたっつんは,
自分の頭にナイフを刺したのか,
頭から血を流して倒れていた。
俺はたっつんの唇にキスをした。
きっと最後のキス。
たっつんの唇,やっぱり前した時とちがって、冷たい。しかも,震えてる。
俺は最後だけは甘えさせて,とも言わずにたっつんの体をぎゅぅっと言うほど抱きしめた。
俺今どんな顔してんだろ。
たっつんは驚いているようだった。
しかし,すぐに優しく微笑み,こう言った。
俺はたっつんにできる限りの笑顔で‘’見守っててね,‘’と言った。
その時の彼の表情は,きっと笑ってたと思う。
? ? ?
死亡 たっつん 他1名?
残り時間 10分
残り人数 ?
Thank you for watching me.
To be continued_.
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。