学校のシーンはカットで(需要あったら教えてください)
知らない人たちに囲まれる生活辛い。
何話していいかわかんないし。
あー、もー、帰ったらカンティーいるとか幸せすぎるだろ。
あ、そうだ。日記の続き読もう。
先へ先へと読み進めると、
『今日、お父さんとお母さんが乗ってた飛行機が墜落して、、、その先は、書きたくないや。』
そこからしばらく白いページが続いて、次に書かれていたのは、
『私のことをトミーが引き取ってくれるって!やった。水溜りハウスに住めるね。…トミーには感謝しないと。』
……そういうこと、ね。
現実でも私の両親はパイロットとフライトアテンダント。
忙しくてなかなか会えないのに、
家にいても私は無視。
愛されてて、いいな…
そんな両親を、一気に……か。
私が感傷に浸っていると、
突然のトミー。しかも…
即答してから、考えた。
「動画じゃね?」
どうするのが正解なんだろこれ。
リビングに降りる。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。