寮に帰っても質問攻めで、飽き飽きして郁也はさっさとやることを済まし、一人早めに就寝する
一年が椅子を回し笑って言う
別の一年とともにバットを持ち外へ出ていった
突然現れる沢村
後ろから、倉持も現れる
倉持の方を見る
郁也の体を揺らし起こす
倉持が沢村を引き剥がすが時すでに遅し
郁也は、アイマスクを浮かしその隙間から沢村を見る
沢村はギョッとする
郁也は殺気を放つような鋭い目つきで沢村を睨む
郁也はそのまま眠りについた
〜郁也が起こす側〜
布団をはぎ取る
一也の手を引き無理矢理にでも起こそうとする
その場には、倉持となぜか沢村もついてきていた
※いつも通り、倉持たちの部屋で行った
〜郁也の寝起きの場合〜
静かに、歯を磨いている御幸兄弟のどちらかを見つけた前園
方に手を置こうとするか
歯磨きを終え振り向き顔を見ると
郁也は、目つきが悪いまま何もなかったかのように食堂に行く
ゾノはドキドキしている
同級生からだけではなく、先輩もにも知れ渡っているので、誰も朝から絡もうとはしない
もちろん、郁也は無自覚で不機嫌オーラを出している
※先輩への挨拶はしっかりしている
〜現在〜
三人は静かに出て行ったが、その後伊佐敷のマッサージに捕まり大変な目に会うのであった
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!