朝、リビングへおりると父が先にいた。
りうらはまだ寝ているのだろうか、
1週間ぶりの父の朝ごはん。
白米にみそ汁、たまご焼きの3品が
やけにかがやいておいしそうにみえる。
やっぱおいしい。
えっと、今
やば
7:00⁈
はやく食べ終わらないと
えっと、持ち物はきのう準備したから
できた!
なんとか間に合った、
今はアップ中。
ないちゃんもしょーちゃんもいる。
ここからちょっとの時間休憩になる。
ピピーッ
試合開始!
いふ視点
キキーッ
今日はほとけのバスケの第二回戦。
今はアニキに応援に連れてきてもらった。
アリーナからだと人も少ないし、よぉ見えるなぁ
「そんな上手くないし」って、
ほんまにうまいやん、
ワンマンプレイでもなく、
仲間を思いやったプレイ。
すごいなぁ
ほとけのすごいプレイをみていると
時間なんてあっという間で、
試合は終了した。
今はミーティングが終わった子供達のところへ
アニキと向かっているところだ。
ほとけ、ウザがるだろうな、
ほとけ、ホンマ楽しそうやな。
これが素なんだよなぁ
デカい声だして、
ほんま子供やなぁ
アニキ!急すぎるって、
ほとけっちとか、いむくんって呼ばれてんのか、
かわええあだ名やなぁ
よし、ほとけにウザがられる準備OK
初兎くん、人懐っこいなぁ
さて、ほとけのバスケみれたはいいものの、
嫌われた。
どうしようか、
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!